- 詳細
-
作成日:2009年10月23日(金)08:09
-
公開日:2009年10月23日(金)08:09
フィリピン、ベトナム、ラオスなどに甚大な被害をもたらした台風16号(Ketsata)ですが、その被災者に対して、さらになる援助が必要であるとラオス国立災害管理事務所が報告しています。以下は、ビエンチャンタイムスに掲載されている被害データ部分のみピックアップしています。
- 推定被害額 1兆110億キップ(約110億円)
- 被災地域 サバナケット、サラワン、アタプー、チャンパサックの5つの県、25の郡、482の村
- 被災者数 178,000人
- 死傷者数 死亡者17人、行方不明者1人、負傷者91人
- 被災世帯数 27,800世帯 (うち 9,600世帯が避難)
- 農作物被害 32,000ヘクタール(米やスコートコーン、豆野菜などの換金作物、23ヘクタールの果樹)
- 家畜被害 水牛650頭、牛2,050頭、豚2,860頭、家禽26,000羽
- 損害建物 1,483の家、58の学校、10の病院、68の感慨施設、47の道路
- 食料支援が必要な人 115,000人(被災者178,000人のうち)
- 稲種子が必要な世帯 15,000農家世帯、13億2000万トン
- 損害水資源施設 25の重力式潅漑施設、4つの浄水場、275の井戸、2,768の家庭用トイレ
日本政府は、先週約1,000万円相当(輸送費を含む)の緊急援助物資を提供しています。
この被害規模は、昨年のビエンチャン近郊などを中心としたメコン川洪水と同じ程度の規模のようです。
- 詳細
-
作成日:2009年10月22日(木)23:30
-
公開日:2009年10月22日(木)23:30
いよいよ来週の水曜日(10/28)からタートルアンフェスティバルが始まります。フェスティバルの主な日程です。時間はあくまでも目安と理解してください。今年は、10/28(水)に公式オープンとなり、タートルアン広場では、露店と無料のコンサートが連日開催されます。なお、今年は、第8回ラオハンディクラフトフェスティバルが同じ日程で開催されます。タートルアン広場では、手工芸品などの実演が日中(08:00-16:00)に行われる予定になっています。
なお、ラオアイテック(LAO-ITECC)でも物産展形式のフェアが10/24(土)から11/02(月)の日程で開催されます。これとあわせて、第8回ラオハンディクラフトフェスティバルが開催されます。今年は重なったのでちょっと盛りだくさんな感じですね。
日程がちょっとわかりにくいですが、LAO-ITECCでは、今週の土曜日(10/24)から、タートルアン前広場は来週の水曜日(10/28)からオープンです。
★は観光客として見てほしいポイントです。
- 2009/10/28(水)
18:00- オープニングセレモニー(タートルアン広場)
- 2009/10/31 (土)
08:00- 托鉢(ワットシームアン)
20:00- ウィエンティアン(ワットシームアン)★
ロウやお札で飾り付けたをした神輿似た「パサートプン」というお供えとロウソクや花、線香など持って寺院の周りを時計回りに3周して寄進する「ウィエンティアン」が行われます。「パサートブン」を持ってたくさんの地元信者が訪れます。 - 2009/11/01 (日)
13:00- ワットシームアンからタートルアンに「パサートプン」を持って移動。(車で)
14:00- タートルアン前参道500mぐらい手前からタートルアンまで、僧侶、民族衣装を着た人のパレード。★ - 2009/11/02(月) ※最終日です。
07:00- 大読経会、大托鉢 ★★
13:00- 「ティキー」と呼ばれる伝統的なホッケー(タートルアン前広場)
20:00- ウィエンティアンと花火(タートルアン)★★ - 2009/11/03(火)
20時より、タートルアン祭りの翌日にワット・インペン、ワット・オントゥそしてワット・タイニャイで同様に「ウィエンティアン」が行われます。★
※「ウィエンティアン」は、ロウソクと花、線香などを持って寺院の周りを3周します。
タートルアンフェスティバルには入場料はありませんが、タートルアン広場の入口でカメラやビデオの持ち込み料がかかることがあります。(2、3万キップ)実質、外国人観光料金となっています。昨年(2008)は、11/02の最終日は持ち込み料のチェックはなく、前日まではチェックしていました。時間帯にもよるようです。人混みがすごいので遅い時間になるとチェックなし。
あと、女性の方は、タートルアン寺院内に入るときはシン(ラオスの伝統的なスカート)に着用が義務付けられると思いますので注意してください。あと、最終日の大読経会、大托鉢でタートルアン寺院内に入りたい人は、午前5時台に行かないと難しいかも知れません。11月に入ると急に涼しくなり、早朝に気温が20℃を切ってくるかもしれないのでご注意を。
- 詳細
-
作成日:2009年10月22日(木)00:21
-
公開日:2009年10月22日(木)00:21
資生堂が新興国で事業展開を加速しています。ビエンチャン在住の方はご存知ですが、ラオスには今年8月に進出し、高級化粧品「SHISEIDO」の主力製品を売り込むとしています。現在は、ビエンチャンのみですが、2010年度中には10店舗まで、現地の化粧品専門店と販売契約を結び展開する計画を持っているようです。
今年の5月にエジプトに進出し、アフリカ市場に、そして8月にアジアの空白地帯であるラオスに、今年12月には、カスピ海沿岸のアゼルバイジャン共和国で販売を開始するようです。
資生堂は、今回のアゼルバイジャン共和国の販売で、世界で73の国と地域で販売することになるそうです。
- 詳細
-
作成日:2009年10月21日(水)00:38
-
公開日:2009年10月21日(水)00:38
ちょっと古いのですが、10月10日付の朝日新聞の週間アジアで、天然木を用いて象や蛇などさまざまな彫刻の芸術を簡単ですが紹介しています。
- 詳細
-
作成日:2009年10月21日(水)00:26
-
公開日:2009年10月21日(水)00:26
ソッパルアン地区にキャンパスがある国立ラオス大学工学部が、タイの名門チュラロンコン大学の協力を得て、来年から電気工学の修士コースを開講するようです。初年度は、30人が予定されています。また1年間のITコースも開講すると述べています。
ラオスの場合、基礎教育がどうしてもしっかりしていないので、修士コースを開講しても修了するのがかなり大変です。実際に海外などに推薦で入学しても卒業あるいは修了できないこともあり、ちょっとした問題になっているようです。人材育成は本当に時間がかかるので、少しずつ底上げされていくと良いですね。
- 詳細
-
作成日:2009年10月19日(月)07:59
-
公開日:2009年10月19日(月)07:59
フィリピン、ベトナム、ラオスなどで甚大な被害をもたらした台風16号(Ketsana)ですが、ラオスでは南ラオスに9月29日に上陸し、豪雨により記録的な洪水となり、セコン、アタプー、サラワン、サバナケットなど広域で被害をもたらしました。10月11日現在の国連による被害状況は、
- 死者 11名
- 倒壊家屋 1,023戸
- 被災者 170,000名
- 直接被災世帯 27,836世帯(うち、9,602世帯は避難)
とのことです。
先週、日本政府が、以下の緊急援助物資、1,000万円相当(輸送費を含む)を提供しています。
- 毛布 2,500枚
- プラスチックシート 30枚
- ポリタンク 1,800枚
- 浄水器 20台
ラオス南部については国連をはじめとして、他国も支援に入り、水や米などの食料支援を行っています。ユニセフでは、被害が大きい、アタプー、セコン、サラワンなどに水を殺菌するための塩素錠剤、石鹸などを供与しています。
- 詳細
-
作成日:2009年10月19日(月)07:11
-
公開日:2009年10月19日(月)07:11
神奈川県で、大和市に住むラオス国籍の女性(25)が横浜市和泉町のスーパーで米5キロ10袋を盗もうとして逮捕されています。
- 詳細
-
作成日:2009年10月16日(金)21:53
-
公開日:2009年10月16日(金)21:53
ラオスに訪問中の原口一博総務相は16日、ビエンチャンのラオプラザホテルで10時から開催された日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の情報通信大臣会合に出席し、「アジア最重視」を表明し、具体的には、
- アセアン加盟国の情報通信技術の発展を目的とした基金(ASEAN情報通信技術基金)に毎年10万ドルを拠出し支援すること。
- 来年日本において人材育成のワークショップを開催すること。
- 情報通信技術サービスの実証実験をASEAN地域で実施すること。
- 防災や環境における情報通信技術の活用の検討を開始すること。
- 安全で信頼できる情報通信技術利用環境の構築に向けた協力を推進すること。
とし、今後1年間の作業計画をとりまとめています。
今回の会合は原口総務大臣とラオスのカムルアット国家郵便電気通信庁長官が共同議長を努めています。
ラオスにおける情報通信技術(ICT)分野は、韓国や中国なども非常に力を入れているようですが、ぜひ日本がリーダシップをとってほしいですね。
- 詳細
-
作成日:2009年10月11日(日)09:25
-
公開日:2009年10月11日(日)09:25
記事を書こうと思って忘れてました。先月の1日(09/01)にノルウェーのOpera Software ASAがWebブラウザ「Opera」の最新版であるv10.00を発表しています。なぜこの話題をここに書くかというと、この最新版には、回線速度が遅いインターネット環境でも表示が速くできる”Opera Turbo”という機能が搭載されているからです。
この機能は、Webページが表示される前に一旦オペラ社のサーバに画像を取り込んで、画質を落としてからパソコン側で受信する仕組みです。ラオスなどのインターネット回線が遅い新興国、途上国で威力を発揮する機能です。
具体的には次のような感じで表示されます。上が”Opera Turbo”機能が有効な場合、下が無効の場合です。たしかに画質は落ちますが、その分、少しでもサクサク見れるなら便利だと思います。
Operaは、http://www.opera.com/ から無料でダウンロードできます。起動後、「ツール」→「設定」→[ウェブページ]のタブでOpera Turboを「有効」にすると利用することが出来ます。ラオスからインターネットアクセスしている人にお勧めです。お試しください。
- 詳細
-
作成日:2009年10月11日(日)00:50
-
公開日:2009年10月11日(日)00:50
三井物産が英豪州大手リオ・ティントと組み、ラオスでアルミニウムの原料であるボーキサイトの探査を開始するようです。探査は11月からでラオス政府から5年間の探査権を取得しているとのことです。
先日は、双日と日鉄鉱業のラオスでの銅の探鉱が報道がありましたね。