モン族、4508人を強制送還

28日、タイ政府は、タイ北部のペチャブーンの難民キャンプで生活していた最後のモン族4,508人の強制送還を開始しています。国連や米国などは迫害の恐れがあるとしてタイ政府に中止を呼びかけていました。

ラオス政府は迫害については否定しており、安全であると述べています。タイ政府は、モン族は難民とは認めていません。

送還されたモン族は、ボリカムサイ県の収容センターに一時的に収容されるようです。合計で7761人のモン族がタイからラオスに送還されたことになります。

西村外務大臣政務官がラオスを訪問

西村智奈美外務大臣政務官が12/20-23の日程でラオスを訪問しています。これは、2008/01の日メコン外相会議での日メコン交流年のラオスにおける最後の行事としてルアンパバーンで12/21-22の日程で開催された日メコン女性議員会議に出席するためです。

ラオスは、国民議会議員の119名中29名が女性議員で24.3%となっています。日本は、480名中54名で11.3%となっています。

[SEAゲーム] 閉幕式の様子

  先週の金曜日に閉幕したSEAゲームの閉幕式の写真が届きました。

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(Photo by Sithiphone)

ダムと開発がメコン川を脅かす

ニューヨーク・タイムズのアジアパシフィック版が12/18付で「ダムと開発がメコン川を脅かす」という記事が出ています。中国やラオスのメコン川とその支流で多くのダム開発の計画があることに触れ、ダムがメコン川の下流域に広がるメコンデルタやメコン川の生態系に大きな影響を与えることを危惧する内容です。

ラオスフェスティバル2010

来年2010年の5月22日、23日に東京の代々木公園イベント会場にて、第2回ラオスフェスティバルが開催されるそうです。前回は、2007年9月23日、24日だったそうです。

トンカンカム市場が郊外に移動?

ビエンチャンタイムスによると、トンカンカム市場を2015年までに郊外に10キロ離れたNongping村に移設して、現在のトンカンカム市場の場所を再開発するという計画があるみたいです。

[SEAゲーム] SEAゲーム閉幕を伝えるビエンチャンタイムス

SEAゲームの閉幕を伝える現地英字新聞「ビエンチャンタイムス」です。18日(金)に閉幕しましたが、土曜日版は特別版になり、日曜日は休刊ですので、今日、月曜日に伝えています。

20091221_SEAゲーム大会閉幕

[SEAゲーム] 第25回東南アジア競技大会が閉幕

2年ごとに開催され、50年の記念大会、ラオス初の国際競技大会となった東南アジア競技大会(SEAゲーム)は9日からの10日間の競技を終えて閉幕しました。

もっとも盛り上がったのは男子サッカー、サッカーは、開会式より早く12月2日競技を開始、12/5のラオス×ミャンマー戦は1-1の引き分け、12/7のラオス×インドネシア戦は、2-0と勝利、12/10のラオス×シンガポール戦は0-0の引き分けで、1勝2分で準決勝進出をB組トップで決めました。一方、A組では波乱、大会8連覇のタイがベトナムと1-1の引き分け、カンボジアに4-0と勝利、東ティモールに5-0と勝利し、予選最終戦のマレーシア戦、引き分け以上で準決勝が決まる試合でしたが、後半にマレーシアが先制、タイは後半35分に追いついたものの、ロスタイムにマレーシアが逆転し、タイがまさかの敗退となり9連覇はなりませんでした。

この結果、12/14の準決勝は、B組1位のラオスとA組2位のマレーシアの対戦。この大勝負にラオスっ子は大盛り上がり、深夜からチケットを求めて並ぶもののチケットを買えない人が続出です。タイの敗退でテレビ中継局も変更、それにあわせて競技時間も変更です。注目の準決勝は、割れるような声援の中キックオフ。前半14分、マレーシアが先制し、その後、ラオスにとって厳しい状況が続きましたが、後半29分に見事なミドルシュートで同点に追いつきました。しかしながら、後半34分、40分と立て続けに失点してしまい、敗退しました。3-1という結果でしたが惜敗と言ってよいと思います。

マレーシアは、決勝でベトナムに1-0で勝利し、1989年のマレーシア、クアラルンプール大会以来20年ぶりの優勝となりました。

次回、第26回東南アジア競技大会(SEAゲーム)は、2011年インドネシアのバンドン、スマランで開催されます。

ラオスの競技レベルはこの大会を機に確実に一つ上のステージに上がったと思います。内陸国で人口も少ないから、って言われますが、ラオスっ子も頑張れば出来ます。新しいステージでの飛躍を期待したいですね。

[SEAゲーム] ラオス、金33、銀25、銅52 (12/18最終)

12月18日、9日から開催されたSEAゲームも閉会です。ラオスは、最終的には、金33、銀25、銅52と、前回大会(タイ、コラート)が金5、銀7、銅32ですから大幅な躍進で幕を閉じました。

最終日は、ペタンク男子トリプルスで金を獲得しています。

ラオスの種目別メダル獲得数は、ムエラオ(ムエタイ)、中国武術Wushuがそれぞれ金5と大量獲得する大活躍でした。また、メダルには届きませんでしたが、男子サッカーは、B組トップで通過し、準決勝進出という活躍を見せ、記憶に残る試合となりました。

メダル獲得数はタイが金86でトップ、続いてベトナムが83、インドネシアが43となっています。

国名 合計
タイ 86 83 97 266
ベトナム 83 75 57 215
インドネシア 43 53 74 170
マレーシア 40 40 59 139
フィリピン 38 35 51 124
シンガポール 33 30 35 98
ラオス 33 25 52 110
ミャンマー 12 22 37 71
カンボジア 3 10 27 40
ブルネイ 1 1 8 10
東ティモール 0 0 3 3
合計 372 374 500 1246

[SEAゲーム] ラオス、金32, 銀25, 銅49(12/17現在)

ラオスは、12/18は金7とラオススパートです。中国武術(Wushu)で3つ、ボクシングで1つ、柔道1つ、プンチャックシラット(インドネシア伝統武術)で1つ、フィンスイミングで1つ、レスリングで1です。中国武術はすごいですね。中国武術で種目の終了した21のうち金はベトナム7、ラオスが5と上位2カ国で半分以上のメダルを占めています。

  • 中国武術(Wushu) 男子52キロ級(Sanshou)
  • 中国武術(Wushu) 男子56キロ級(Sanshou)
  • 中国武術(Wushu) 男子60キロ級  (Sanshou)
  • ボクシング男子 64キロ級
  • 柔道男子100キロ級
  • プンチャックシラット男子 85キロ級 (Class I)
  • フィンスイミング男子 200m

いよいよ大会も残り1日となりました。最後まで頑張れラオス!