どのような観光客が多いか?

 欧米人のバックパッカーが英語版の定番ガイドブック「ロンリープラネット」を片手によく見かけます。欧米人の方は、長期滞在で東南アジアを周遊されている人がほとんどのようで、タイ、カンボジア、ベトナムなどを周遊しているようです。

 日本人は若い男性のバックパッカーや国際協力関係の在住日本人のつてで来ていると思われる年配の団体旅行客が多いです。ただし、世界遺産となっているルアンパバーンだけは別格で、バンコクなどからダイレクトに行けることもあって、ツアー旅行客も多く見かけます。あとは、バンコク在住の日本人の方ですね。

 それ以上の多いのがタイ人でお隣のタイでは旅行ブーム(2008年3月現在)ということもあり、多くの観光客がラオスを訪れています。タイ人観光客の多くの陸路を利用して大型観光バスでラオスにやってきています。ビエンチャンだと週末などはタラートサオや観光スポットには常にタイ人観光客が溢れています。南ラオスもタイのウボンラチャタニ方面から入国できるため、パクセーに宿泊し、滝の大好きなタイ人は、メコン川のコーンパペンの滝などの観光スポットに大型観光バスでやってきます。もちろん、ルアンパバーンも多く、朝の托鉢などを行っています。
 

国際バス

Lao-Thai International Bus, Vientiane, Laos タイ側から友好橋に渡って入国するには、ウドンタニあるいはノンカイより国際バスに乗車するのが一番シンプル。約2時間おきに出ています。
 国際バスは、それぞれのバスターミナルにより乗車できます。ウドンタニの場合、複数バスターミナルがあるが国際バスは、市内の中心のチャルシーショッピングセンターの近くのバスターミナルから。

 バスは、友好橋のタイ側のイミグレーションに着くと、全員下車してタイ側の出国手続きをし、待っているバスに再度乗車し、ラオス側のイミグレーションで再度下車して、入国手続きを行います。バスはビエンチャンのタラートサオバスターミナルに到着します。ここから、ナンプまでは徒歩で10分くらいです。
 出入国手続きのときですが、出入国カードは、窓口に出入国している手続きのしている人の間にちょっと割り込ましてもらいましょう。特にタイ側の係員の対応はよくないですが我慢して下さい。
 

 国際バスの乗客の大半はラオス人です。乗車時間は、出入国の手続き時間を含めウドンタニ⇔ビエンチャン間が2時間、ノンカイ⇔ビエンチャン間は70分です。ビエンチャンから友好橋までの乗車時間が30分。友好橋からウドンタニの乗車時間はちょうど1時間です。

 国際バスですが、定員制です。タイ側、ラオス側とも事前予約ということができません。前のバスが出発すると、次のバスのチケットが買えるシステムになっています。したがって、1時間ぐらい前にいってチケットを購入するようにしましょう。土日は混んでいるので要注意。

明朗会計です

 意外かも知れませんが、ラオスはレストランはもちろんのこと、屋台とかであってもきちんと伝票をつけていることが多く、明朗会計です。お釣りもすぐに持ってきます。

 

チップは不要です

 ラオスではチップは不要です。お隣のタイの場合は、レストランでの食事などをした場合には、小銭をチップとして置く習慣がありますが、ラオスではそのような習慣はないので、たとえ少額のおつりであってもそのままもらって構いません。