パークウー洞窟

ルアンパバーンからメコン川の上流を約25キロのところにあるウー川との合流地点にある洞窟です。ルアンパバーン郊外の見どころの代表的なところになっています。この手前にバーンサンハイという酒造りの村があり、ツアーなどで行く場合には、この村を立ち寄ってから洞窟に行くことが多いようです。 洞窟は、メコン川の絶壁にあります。洞窟自体はさほど大きくありません。上段と下段と2つ洞窟があり、それぞれの洞窟の中に小さな仏像が1000体以上あります。特に下の洞窟は洞窟の奥行きもないので、外の灯りでよく仏像とかが見えます。 上段の洞窟は少し進むと懐中電灯がないと真っ暗になります。ただ、小さな仏像はあるものの、下の洞窟に比べるとそれほど数が多くないです。

パークウー洞窟

見えているのが下段のタムティン洞窟、上段にタムプン洞窟があります。

パークウー洞窟

洞窟の中には千体以上の仏像が並んでいます。

パークウー洞窟

パークウー洞窟

パークウー洞窟自体は、さほど大きいものではないので、洞窟自体はそれほど大したことはないかもしれません。ただ、ルアンパバーン市内から約1時間半のメコン川のショートクルーズは、趣があります。川辺で遊んでいる子供たち、漁師など、メコン川とともに生きるラオスの人の生活を垣間見ることが出来ます。トゥクトゥクでも行けるのですが、ボートによるアクセスをお勧めします。 お隣のタイをよく知る人にとっては、メコン川は国境の川です。しかし、メコン川もルアンパバーンまで来るとラオス国内を通過し、両岸ともラオスです。これもちょっと感慨深いものがあります。

パークウー洞窟メコン川で遊ぶ子供たち。