米国亡命中のモン族元将軍の起訴取り消し

朝日新聞が、AFP通信が伝えた報道として、2007年6月にラオス政権の転覆を企てたとして訴追されていた米国に亡命中のモン族のバン・パオ将軍(79歳)の起訴が取り消されたことを伝えています。

これは、先日伝えられたタイ北部のペッチャブーンの難民キャンプなどにいるモン族の難民の年内の送還について、難民としての保護を特にしないとしているラオス側の対応に対しての報復であるとラオス政府は見ているとのことです。

タートルアンフェスティバルの公式オープンは10/28

タートルアンフェスティバルの公式オープンのスケジュールが発表されています。10/28(水)にオープンとなります。大読経会、大托鉢がある最終日は、11/2(月)になります。

日本からも駆け足だったら、11/3が文化の日でお休みで、年休を使うと連休を取りやすいのでいいかも知れないですね。来週は日本はシルバーウィークですが、どうやっても飛行機の予約は取れませんでした。。。

ちなみに、今年のオックパンサーは10/4(日)、ボートレースフェスティバルは翌日の10/5(月)です。

ルアンパバーン空港の拡張工事、来年着手へ

ルアンパバーン空港は拡張工事が予定されており、3,000mクラスの滑走路の建設が中国の援助により来年より着手される見込みとなっています。建設費用は8,640万米ドルです。

ラオス、新型インフル感染確認者253人に

ラオスの新型インフルエンザですが、9月14日現在、253人となっています。(うち、死亡者は2人)

お隣のタイでは、9月12日までに新型インフルエンザでの死者は153人となっています。統計の数値だけ見ると、ラオスは落ち着いているように見えます。ただ、タイでもバンコクなどでは落ち着きを見せる一方で、北部や東北部(イサーン)のナコンラチャシマなどでは拡大しているようですので予断は許さない状況です。中国でも感染者は、16日までに中国全土で累計10,221人になったと中国衛生省が発表しています。

タイ、モン族難民をラオスに全員送還へ

2004年以降、タイ北部に大量流入した少数民族について両国の協議によりラオス側に強制送還することを11日に合意したようです。モン族難民は、タイ北部のペッチャブーンの難民キャンプに4,700人いるとのことですが、この難民が強制送還されることになります。すでに17回にわたって送還されているとのことで、ラオスの新聞での送還されるたびにニュースとして報道されていますので、ご存知の方もいるかも知れません。

 

モン族はベトナム戦争時、米国CIAの秘密戦争の時の傭兵として反政府として戦ったため、弾圧の対象となりました。そうした背景からタイ側へ難民として流入してきた背景があります。

ラオス人向けの新型インフルの広報ポスター

20090903_ラオス新型インフル広告

ラオス保健省、WHOが作成しているラオス人向けの広報ポスターです。9月1日からテレビやラジオで新型インフルエンザの情報を定期的に流すことを伝える内容です。

ラオス、新型インフルで2人めの死者

在ラオス日本大使館によると、ラオス保健省の報告として8月21日にルアンナムター県において、新型インフルエンザに感染した1歳の男児が死亡したことを伝えています。ラオスにおける新型インフルエンザの感染は、8月31日現在、245人となっています。

日本国内も新型インフルエンザが急速に流行しており、夏休みが終わったこともあり、集団感染件数が急速に増加しています。日本国内の新型インフルエンザの死者は、9月2日現在10人となっています。

SEAゲーム(東南アジア競技大会)まであと100日

ラオス初の国体大会となるSEAゲーム(South East Asian Games - 東南アジア競技大会)まで、あと100日となりました。 2年に一度開催されるこの大会は、ラオス開催で25回めの記念大会となります。

SEAゲームは、12月9日?18日までの期間に、ビエンチャン郊外に建設されたメインスタジアム(新国立競技場)などを中心に競技が行われます。すでに競技スケジュールなども公開されていますので、スケジュールは公式ホームページなどで確認されるといいでしょう。もっとも早く競技が開催されるのがサッカーで、12月3日より予選が開始されます。チケットについては9月上旬から販売されると聞いています。楽しみですね。

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(photo by Sithiphone)

カンボジア国境沿いに計画中の Don Sahongダム、魚の生息環境に深刻な影響か?

カンボジアウォッチによると、カンボジア国境から1キロ上流のメコン川にラオスが水力発電用に高さ32メートルの「Don Sahongダム」の建設を計画しているようですが、それによりカンボジア側のトンレーサップ川の少なくとも32種の魚が繁殖危機となる深刻な状況であることがレポートされています。

ラオス、新型インフル感染確認者243人に

ラオスにおいて08/24までに確認された新型インフルエンザの感染確認者17人増えて、243人となっています。(死亡者は1名です。)

感染が確認された県は、ポンサリー県が増えて10県となっています。ビエンチャン特別市、ビエンチャン県、ルアンパバーン県、ボケオ県、ボリカムサイ県、カムワン県、サバナケット県、サラワン県、チャンパサック県、ポンサリー県です。

隣のタイでは、タイ保健省が08/16-22に確認された新型インフルエンザの死者は8人で、累計が119人となっています。累計感染者数は確認されているだけで、14,976人となっています。地域別では、タイ東北部のコンケン、ウドンタニ、北部のチェンマイなどで感染確認が増えており、タイ東北部の感染者数の増加は隣接するラオスの感染者数の増加につながるため気になるところです。

日本ではご存じのとおり、08/19に厚生労働省が本格流行に入ったと見られることを発表しており、29日までで日本国内の死亡者は7人となっています。