タイの靴メーカがラオスに工場建設予定

タイの靴メーカのパンアジアがラオスに100%出資の子会社を設立しビエンチャンに2か所の工場を建設するようです。

日メコン首脳会議、東京宣言を採択

日本とメコン川流域の5カ国(タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー)は11/06-07に東京で初の「日メコン首脳会議」を開催しています。この中で、日本は今後3年間に5,000億円の開発援助(ODA)を実施することを宣言しています。ラオスからはブアソーン首相が出席しています。

メコン川流域は、日本をはじめ中国、韓国などが主導権を確保しようとしています。日本の課題は、とにかく民間の投資促進でしょうね。

2010年に奈良で日メコン古都シンポジウム

日メコン川地域首脳会議の席上で鳩山首相が来年、奈良県で「日メコン古都シンポジウム」を開催することを表明しています。ご存じのとおり、ビエンチャンは来年が遷都450年です。これ以外にもベトナムのハノイが遷都千年、奈良の平城京が遷都1300年と節目の年になるからのようです。

タートルアンフェスティバルが開催

天気に恵まれ、タートルアンフェスティバルが週末から月曜日にかけて開催されました。11/02(月)が最終日でした。

10/31(土)にワットシームアンで托鉢が行われ、夜にワットシームアンにパサートプン(ロウやお札などをつけた神輿のようなもの)が寺院を3周しながら奉納され、翌日の11/01(日)には、参道から僧侶や信者などのパレード、そして、次々の奉納するパサートプンを持って信者が集まってきます。

そして、最終日(11/02)は、朝は7時からタートルアンの寺院内、広場に信者が集まり、大読経会、大托鉢が行われました。夜は、タートルアンでのろうそくと花を持って3周するウィエンティアンが行われました。

お天気も良く、また、週末が重なったこともあり、連日、すごい人でタートルアン周辺、アイテック周辺は一杯でした。

タートルアンは1566年にセタティラート王によって建立されラオスのシンボルともいえる最高峰の寺院です。タートルアンフェスティバルはラオスで最も重要な行事であり、全国から信者が集まってきます。また、たくさんの露店が出ますので、ラオス人はみんなとても楽しみにしています。

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パクセーの空港が再開

滑走路の改修工事のため閉鎖されてたパクセーの空港ですが、11月1日より再開されています。

第4のラオス・タイのメコン川橋の着工に合意

先週のアセアン会議(タイ・ホアヒン)でラオスとタイ、中国の間でラオスのボケオとタイのチェンライを結ぶ第4のラオス・タイのメコン川橋の調印が行われ、来年2月から建設に着手する予定になっています。この橋はもとともと今年の4月に着工が予定されていましたが、予算上の理由で延期されていたものです。橋のデザインは、ビエンチャンとノンカイ間の第1メコン川友好橋と同じものになるとのことです。

現在、ラオスとタイの間には、2つの橋があります。ビエンチャン・ノンカイ間とサバナケット・ムクダハン間です。そして、カムワンとナコンパノム間は現在建設中となっています。

タートルアンフェスティバルが公式オープン

昨日(10/28)、タートルアンフェスティバルが公式オープンしています。ビエンチャンタイムスによると、タートルアン広場には、1,411のブース(というか露店)、ラオアイテック(Lao-ITECC)会場には、778のブースがあります。タートルアンフェスティバルの最終日(11/02)まで連日、夜にタートルアン広場で無料のミニコンサートなどが開催される予定になっています。

数は少ないですが北部などから山岳民族が直接物を売りに来ていたりしますので、意外な掘り出し物があるかも知れません。

タートルアンフェスティバルの最終日(11/02)である満月の夜は、タイではロイクラトンになります。ロイクラトンは、ちょうどラオスでは一ヶ月前のオックパンサーのときに行われた灯篭流しがタイ全国で行われます。タイの北部ではコムローイ(コムファイ)という熱気球をあげ、幻想的な光景が広がるのですが、最近、ラオスにもこの気球セットが持ち込まれていて、よく見かけるようになりました。タートルアンフェスティバルの会場でも気球を見ることが出来るかも知れません。

ラオスにトラ?

27日にネパールのカトマンズでトラの保護に関する国際会議が開催されたようです。トラの個体数は減少の一途をたどっており、世界の生息数は、推定3500-4000頭とのことです。20世紀初頭には10万頭生息していたと推測されています。

この会議の中でトラの生息の確認されている国としてラオスが入っています。13ヶ国で、ラオス以外に、バングラデシュ、ブータン、カンボジア、中国、インド、インドネシア、ミャンマー(ビルマ)、ネパール、ロシア、タイとベトナムです。

南ラオス、台風16号により不発弾のリスクが増大

甚大の被害を南ラオスにもたらした台風16号(Ketsana)ですが、不発弾のリスクも増大したことがビエンチャンタイムスで報じられています。アタプー県のPhouvong地区、Sanxay地区は南ラオスの最も不発弾が多い地区ですが、今回の台風16号による洪水により、不発弾が浮上あるいは掘り出された可能性があるようです。つまり、今まで安全であるとしていた地域に不発弾が移動した可能性があるということです。

国立ラオス大学工学部でJICAのIT人材育成が進む

ラオスのIT支援は韓国の支援がなんとなく目立っているのですが、日本もJICAを通じて国立ラオス大学の工学部にITサービス産業人材育成プロジェクトが昨年の12月から5年間実施されています。10月1日には、来年の9月開講予定の1年間のITスペシャルコース(準修士コース)が教育省より認可されています。ビエンチャンタイムスには11月3日から12月4日まで実施される短期のIT集中コースについて紹介されています。