日本政府、台風16号の緊急支援物資をラオスに提供

フィリピン、ベトナム、ラオスなどで甚大な被害をもたらした台風16号(Ketsana)ですが、ラオスでは南ラオスに9月29日に上陸し、豪雨により記録的な洪水となり、セコン、アタプー、サラワン、サバナケットなど広域で被害をもたらしました。10月11日現在の国連による被害状況は、

  • 死者 11名
  • 倒壊家屋 1,023戸
  • 被災者 170,000名
  • 直接被災世帯 27,836世帯(うち、9,602世帯は避難)

とのことです。

先週、日本政府が、以下の緊急援助物資、1,000万円相当(輸送費を含む)を提供しています。

  • 毛布 2,500枚
  • プラスチックシート 30枚
  • ポリタンク 1,800枚
  • 浄水器 20台

 

ラオス南部については国連をはじめとして、他国も支援に入り、水や米などの食料支援を行っています。ユニセフでは、被害が大きい、アタプー、セコン、サラワンなどに水を殺菌するための塩素錠剤、石鹸などを供与しています。