ラオスなどの新興国で威力を発揮する「Opera Turbo」

記事を書こうと思って忘れてました。先月の1日(09/01)にノルウェーのOpera Software ASAがWebブラウザ「Opera」の最新版であるv10.00を発表しています。なぜこの話題をここに書くかというと、この最新版には、回線速度が遅いインターネット環境でも表示が速くできる”Opera Turbo”という機能が搭載されているからです。

この機能は、Webページが表示される前に一旦オペラ社のサーバに画像を取り込んで、画質を落としてからパソコン側で受信する仕組みです。ラオスなどのインターネット回線が遅い新興国、途上国で威力を発揮する機能です。
具体的には次のような感じで表示されます。上が”Opera Turbo”機能が有効な場合、下が無効の場合です。たしかに画質は落ちますが、その分、少しでもサクサク見れるなら便利だと思います。

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Operaは、http://www.opera.com/ から無料でダウンロードできます。起動後、「ツール」→「設定」→[ウェブページ]のタブでOpera Turboを「有効」にすると利用することが出来ます。ラオスからインターネットアクセスしている人にお勧めです。お試しください。

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