原口総務相、訪ビエンチャンで「アジア最重視」

ラオスに訪問中の原口一博総務相は16日、ビエンチャンのラオプラザホテルで10時から開催された日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の情報通信大臣会合に出席し、「アジア最重視」を表明し、具体的には、

  • アセアン加盟国の情報通信技術の発展を目的とした基金(ASEAN情報通信技術基金)に毎年10万ドルを拠出し支援すること。
  • 来年日本において人材育成のワークショップを開催すること。
  • 情報通信技術サービスの実証実験をASEAN地域で実施すること。
  • 防災や環境における情報通信技術の活用の検討を開始すること。
  • 安全で信頼できる情報通信技術利用環境の構築に向けた協力を推進すること。

とし、今後1年間の作業計画をとりまとめています。

今回の会合は原口総務大臣とラオスのカムルアット国家郵便電気通信庁長官が共同議長を努めています。

ラオスにおける情報通信技術(ICT)分野は、韓国や中国なども非常に力を入れているようですが、ぜひ日本がリーダシップをとってほしいですね。