タイ、東南アジア発の新型インフル感染確認

メキシコから帰国したタイ人2名の新型インフルエンザへの感染が確認されています。

鈍化しているものの、ラオスも要注意ですね。

石油天然ガス・金属鉱物資源機構、ラオスで共同探鉱

独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、アマンタ・リソーシーズ社(カナダ)と、ラオスの北部ルアンナムタ地域において銅の共同探鉱契約を締結したことを5/7に発表しています。

期間は今年4月から3年間でJOGMECが探鉱費として300万米ドル(約3億円)を負担することで、鉱区の権益の51%の権利を得ることになるとのことです。ラオスにおいては、JOGMECは初となっています。

ラオスにおいてはセポン金鉱山等があり、オーストラリア企業によって2002年に開山され、ラオス経済の発展に大きく寄与しています。

JALとANA、燃油サーチャージを7月発券分から廃止

日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は、国際線に適用している燃油サーチャージを7月1日?9月30日発の発券分については、廃止することを発表しています。4年半ぶりの廃止とのことです。日本発の区間に適用されます。 10月以降は、8月下旬に発表されるとのことです。

現行、タイまでが片道1,500円、ベトナムまでは、1,000円でした。

夏休みの利用客を見込んだ対応だったと思うのですが、新型インフルエンザの状況次第となっている感じです。

新型インフルエンザの状況

在ラオス日本大使館の8日付け発表によると、5月8日現在、ラオス国内において感染の発生は報告されていないとのことです。また、ワッタイ国際空港などに設置するとされている熱感知装置(サーモグラフィ)ですが、7日現在、ワッタイ国際空港、友好橋とも未設置とのことです。

日本ですが、報道でご存じの通り、9日、成田空港でカナダから帰国した大阪の高校生ら3名の日本初の感染者が確認されています。政府レベルの対応については報道でご存じだと思いますが、民間レベルの方がより厳しく対応していて、大手企業などでは、社員や協力会社の社員などのゴールデンウィーク中に海外に出かけた人のリストを提出させたり、海外に渡航した人は、一定期間自宅待機を命じたりしています。今回、感染が確認されたことで、対応が週明けより厳しくなる可能性が懸念されます。

麻薬密輸容疑の英国女性、ラオスで裁判へ(その2)

先日、麻薬密輸容疑の英国女性のことをお伝えしましたが、昨年の8月5日にヘロイン680グラムを所持していたとして逮捕されています。有罪の場合は銃殺刑とのことですが、彼女が妊娠5カ月のため、ラオス外務省は死刑判決はないと明言していましたが、7日に英国と協議し、ラオスの裁判所で有罪判決を受けた場合は、英国に移送して英国の刑務所で服役することになるとのことです。

今後の動向が気になるところです。

(追記)

5/11付けのビエンチャンタイムスでもこの件について報じています。

南タートルアン村で火事

南タートルアン村で火事があり、店舗雑居建物と周辺の4棟の住宅が昨日(05/07)の朝、焼失しています。焼き肉店が火元とみられています。ビエンチャンでは今年に入って4月末までに17件の火災が発生しているとのことです。

麻薬密輸容疑の英国女性、ラオスで裁判へ

CNNによると、ラオス外務省は、昨年の8月に麻薬密輸容疑で逮捕された英国人女性の裁判が今週中に始まることを発表したそうです。死刑判決(銃殺刑)が言い渡される可能性があることを報じています。

ラオスで1990年以来、死刑は執行されていないそうです。

国境チェックポイントにも熱感知装置の設置へ

豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)が感染拡大していますが、ラオス政府は、29日にも関係者の会議を開催し、ワッタイ国際空港に熱感知装置(サーモグラフィー)を設置することを決定したほか、10台の熱感知装置を購入し、国境チェックポイントに設置し、水際対策を強化するようです。

現時点で、ラオス国内に豚インフルエンザの感染の疑いのある人は確認されていない模様です。

ちょうど、執筆時点で日本ではカナダから修学旅行で帰国した高校生が豚インフルエンザの初めての感染疑いとなっています。

新型インフルエンザの発生の感染状況について

外務省より新型インフルエンザの発生の感染状況(豚インフルエンザ(H1N1亜型)についての情報が出ています。

タイで23日に発熱したタイ女性については、その後の検査で新型インフルエンザでないことが確認されています。

拡大する豚インフルエンザ

すでにご存じだと思いますが、豚インフルエンザが感染拡大しており、27日に世界保健機構(WHO)が警戒レベルをフェーズ3からフェーズ4に引きあげています。(人から人への感染が拡大する兆候にあるレベル)

これにより、日本を含め各国とも水際対策を強化しています。現在、お隣のタイでは、スワンナプーム空港、チェンマイ空港、プーケット空港の3空港において、熱感知による検査が実施されています。また、メキシコから帰国したタイ人女性が23日に発熱し、豚インフルエンザの感染が疑われています。

(追記) 4/29 タイの女性については、豚インフルエンザの感染ではないことが確認されたそうです。

ラオスでは、昨日、保健省がWHOなどの関係者と協議を行い、ビエンチャンのワッタイ国際空港において、熱感知センサーを設置する模様です。

ラオスは、メキシコから距離が遠く、大丈夫という感じがあるかもしれませんが、一度、ウイルスが入り込むと医療事情が悪いため、一気に拡大する危険性があります。