ホーカオサラック祭(先祖供養祭)

昨日(9/4)は、ホーカオサラック祭(先祖供養祭)(Boun Khao Salak)でした。ラオスの人々は、亡くなった親類たちの前世の過ちの謝罪として僧侶にお供えを寄進すべきと信じています。そして、また生まれ変われるように亡くなった親類たちの功労を労います。

朝7時過ぎに寺院において托鉢が行われ、夜8時に寺院の本堂の周りを仏陀の恩恵を受けるため花や線香、ろうそくを持って3周します。ビエンティエンと呼ばれている儀式です。

写真はビエンチャン近郊のトンポーン寺院で行われたビエンティエンの様子です。

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(photo by Sithiphone)

最近のメコン川の様子(09/03)

最近のメコン川の様子です。写真は、9月3日撮影のものです。 ビエンチャン中心部の川沿いですが、現在は、韓国の援助によるメコン川の護岸工事が始まっているので、すっかり工事中の様相になっていてちょっと残念ですね。出来上がると美しいメコンリバーサイドに生まれ変わるでしょう。楽しみです。

今年は、メコン川の水位も安定していて、9月4日現在、7.55mです。昨年は8月中旬のメコン川大洪水(13.68m)の後で、まだ10mを越えていました。昨年の大洪水の時には、ちょうどすぐ下の写真が見えているところが川沿い屋台となってましたが全て冠水し、右手の土手の階段ぎりぎりのところまで水が来て、市内中心部が危機一髪でした。

ビエンチャンでは、警戒水位が11.50m、危険水位は12.50mとなっています。参考まで。

ラオス、メコン川

ラオス、メコン川

(photo by Sithiphone)

統計で見る車両の増加状況

ラオスでの車両ですが、2008年度は全国で約77万台(うちオートバイが約63万台)が登録されており、ビエンチャン特別市だけで、約32万台(うちオートバイが約25万台)となっています。ビエンチャン特別市の2007年の車両は、約28万台でうちオートバイが約20万台でした。
今年に入って、上半期だけで約58,000台が増加しており、1日あたり、200-400台の車両が登録されているとのことです。

データから見ても近年の交通量の増加がよくわかると思います。

ラオスでの生活を話してきました

週末、話をする機会をいただき、これからラオスで国際協力をされる方たちに、ラオスでの生活について話してきました。ラオスでの生活といっても地方に行かれる方や首都ビエンチャンで様子も違うと思いますし、現地の方と同じように生活されたい方やある程度の生活のメリハリをつけたい方でも違うと思いますので難しいですね。

ラオスで難しいのは、実は交通かも知れません。(実は、この話はしなかったのですが・・・)お隣のタイでは、バスやソンテウ(乗合バス)が、かなりの範囲カバーしていますし、本数もあります。トゥクトゥクは夜遅い時間になっても、繁華街にはいます。一方、ラオスでは、バスは路線や本数が非常に限られているし、一部の長距離を除き日中しか運行していないんですよね。ですので、ラオス人のようにバイクとかがたしかに便利なのですが、お勧めできないですし。。。

いつも、タイのような決まったルートを周回するようなソンテウ(乗合バス)が増えると便利なのになぁと思っています。日に日に交通量が増えているビエンチャン市内は必須だと思います。

ソンテウは、ピックアップトラックの後ろを改造して、長椅子を縦に2列に並べた構造の乗合バスです。ソンテウは2列という意味です。ビエンチャン市内でもタラートサオからドンドック方面を走行する路線ソンテウがあります。

進化するグーグルマップ

何かと元気の良いグーグルですが、最近、調べ物をしていてグーグルマップやグーグルアースを使ったら、いつの間にかラオスも地図が結構詳しく表示されるようになっています。 以下のような感じです。写真はナンプ周辺です。道が一方通行であることまで書かれています。すごいですね。

地方も一部ですが郡や村の名前も以前に比べてかなり多くなりました。たぶん、7月ぐらいから変わったんじゃないでしょうか? 実は昨年も7月ぐらいに以前は鮮明でなかったビエンチャンの南側のソッパルアン地区あたりが非常に鮮明になっています。

この調子だとストリートビューでビエンチャン市内が見えたりするといったことが、そう遠い未来でないかも知れないですね。早くラオスの人がみんな普通にこのグーグルの地図を見ることが出来る日が来ないかな、と思います。

グーグルマップ(ナンプ)

ビエンチャンの職場のワンちゃん

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職場の同僚がビエンチャンの職場にいたときに仲良くしていたワンちゃんの写真を送ってきてくれました。 元気そうで何よりです。

このワンちゃんは野良なのか飼い犬なのか未だに不明です。日中、よく遊びにきていて、お昼ご飯の残り物とかを喜んで食べていました。私はドックフードをよくあげてました。ラオスの犬はドックフードを食べたことがないので、最初は全く食べようとしません。慣れるとパクパクと喜んで食べますけど。

家の近所の子犬にあげたときは、口に入れたけど食べずに吐いたのには苦笑しました。

あと、同僚のラオス人は、ドックフードをあげていると必ず、いくら?とよく聞いてきました。ドックフードは輸入品ということもあって彼らの給与から考えると高いので、いつも笑って返事をはぐらかしてました。2キロで3?4ドルしたと思います。あと、ドックフードはすごく栄養があって健康に良いと思っているみたいです。まぁ、間違いではないのですが、たまにしかあげていなかったのでそんなに効果はないはずですが。

7月7日はカオパンサー(入安居)でした。

昨日(7日)は、カオパンサー(入安居・いりあんご)でした。この日は、仏教上からは雨期入りとなり、僧侶は外出を日控えるようになります。結婚式なども雨期明けまで基本的にはしません。

ちなみに、オックパンサー(出安居)は今年は10月4日になります。その翌日はビエンチャンなどではボートレース大会があります。

ビエンチャン郊外(トンポーン地区)のカオパンサーの様子です。朝7時すぎにお寺に集まり、お経を唱えた後に托鉢をします。

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カオパンサー

カオパンサー

カオパンサー

SEAゲームのプロモーションビデオ

ラオス在住の方はよくご存知だと思いますが、メインスポンサーのビアラオが提供するSEAゲームのプロモーションビデオです。いつもながら爽やかな出来です。実は私は、このプロモーションビデオの撮影現場を偶然見かけていました。ビデオシーンの後半のナンプ前の飲料水を渡すシーンです。 あと182日です。楽しみですね。

感染が拡大する日本国内の新型インフルエンザ

日本国内では関西で新型インフルエンザの拡大が続いており深刻な問題になっています。私は東京に住んでいますので、火の手はまだ遠くといった感じですが、いつ東京で感染確認されてもおかしくない状況なので、やや戦々恐々としています。

民間レベルでは厚生労働省からの通達を受けて、業界全体に通達が出ていて、これに伴って都内の出張レベルは問題ないのですが、海外は私用・公用に関わらず自粛(北米は禁止)、関西圏の出張は自粛(禁止)という動きが広がっています。大手さんがそういった動きをしているので、いわゆる下請け企業さんとなる会社も同様の動きとなっています。私の職場でも通達を出していました。

日本のこうした様子を受けて、韓国やタイなどでは、北米から帰国した人に加えて、日本から帰国した人も検疫強化対象となっています。日本が東南アジアでの感染拠点になってしまっているのは衝撃ですが、現時点でも感染源がわからず拡大しており、すでに疫学的に追跡が困難な状況になっていますので仕方がありません。日本はこれだけ暖かくなっても感染が広がっているので、弱毒性ではあるものの感染力が強いことは間違いないようです。

日本国内での新型インフルエンザの感染は20日午前1時現在(日本時間)で193名となっています。内訳は兵庫県が111名、大阪府が82名です。

「走れポストマン」ラオス編 見ました。

昨日(日曜日)の「走れポストマン」はラオスでした。2005年に重い心臓病(肺動脈スリング)で、手の打ちようがなかった生後11カ月の少女(スッパダーちゃん)が明美ちゃん基金(先天性心臓病などで苦しむ子供を救うため、産経新聞社が提唱して設立した基金)で来日して手術。その少女のその後を追うといういうものでした。

番組はちょうどラオス正月を狙ってロケしたようで、4月のルアンパバーンの様子を見ることが出来ました。ルアンパバーンもビエンチャンと変わらず派手に水かけしてましたね。メコン川の中州でおこなれている砂山づくりも見ることが出来、視聴者も興味深く見ていた人が多いのではないでしょうか?

番組の後半はスッパダーちゃんの住むラオス北部の都市、ウドムサイへ。お正月休みであちこちでビアラオを飲んでいるのがラオスらしい。

最後に4歳になったスッパダーちゃんが元気に走り回る様子が見れて良かったですね。