感染が拡大する日本国内の新型インフルエンザ

日本国内では関西で新型インフルエンザの拡大が続いており深刻な問題になっています。私は東京に住んでいますので、火の手はまだ遠くといった感じですが、いつ東京で感染確認されてもおかしくない状況なので、やや戦々恐々としています。

民間レベルでは厚生労働省からの通達を受けて、業界全体に通達が出ていて、これに伴って都内の出張レベルは問題ないのですが、海外は私用・公用に関わらず自粛(北米は禁止)、関西圏の出張は自粛(禁止)という動きが広がっています。大手さんがそういった動きをしているので、いわゆる下請け企業さんとなる会社も同様の動きとなっています。私の職場でも通達を出していました。

日本のこうした様子を受けて、韓国やタイなどでは、北米から帰国した人に加えて、日本から帰国した人も検疫強化対象となっています。日本が東南アジアでの感染拠点になってしまっているのは衝撃ですが、現時点でも感染源がわからず拡大しており、すでに疫学的に追跡が困難な状況になっていますので仕方がありません。日本はこれだけ暖かくなっても感染が広がっているので、弱毒性ではあるものの感染力が強いことは間違いないようです。

日本国内での新型インフルエンザの感染は20日午前1時現在(日本時間)で193名となっています。内訳は兵庫県が111名、大阪府が82名です。