ジャンボ、トゥクトゥクの一部幹線の乗り入れ禁止状況

2009/01/15から一部幹線道路でジャンボ、トゥクトゥクの乗り入れが禁止になっています。具体的には、

  • サムセンタイ通り。(ラオプラザホテル前の通り)
  • セタティラート通り。(ワットインペン、ナンプ、ワット・シーサケットと抜ける通り)
  • ランサン大通り(迎賓館前からタートルアンのところまで)

がジャンボ、トゥクトゥクの乗り入れ禁止になっています。

実際に最近何度かトゥクトゥクとか乗っていますが、やはりこれらの通りを避けて走行していますし、これらの道路を走行するトゥクトゥクやジャンボも皆無になっています。一昨日もナンプまでトゥクトゥクをお願いしたのですが、ナンプの手前、ラオプラザホテルの脇の路地で下車させられました。

特に道に案内が出ているわけでもないので、ナンプ周辺で流しのトゥクトゥクを探すときは、川沿いのファーグム通りにでてつかまえる必要がある点、市内は幹線道路に制約がある点、やや遠周りをせざるを得ない点、知っておくと良いと思います。流しでないトゥクトゥクは、これらの通りの脇に今までと同様に停車してはいます。

ビエンチャン護岸工事3月着工予定

韓国の援助で行われる予定のビエンチャンのメコン川の護岸工事ですが、3月に着工予定になっています。工事が始まると順次、川沿い屋台は移転することになります。護岸工事の範囲は、ワッタイ空港よりさらに北の地区から市内中心部、そしてタードゥアの3キロ地点までの約12キロが予定されています。

工事は2009/03に着工され、2013年に終了される予定になっています。2010年のビエンチャン450年記念イベントのプロジェクトの一つであることから、たぶん、今年中に中心部の迎賓館前の川岸の公園化をするんじゃないでしょうか?

このプロジェクトは、4,900万ドルの費用が見込まれており、3,700万ドルが韓国からの低金利ローン、残り1,100万ドルをラオス政府が拠出する予定になっています。ざっくり、45億円のうち、33億円をローンで賄うって感じですね。

この工事が始まると、メコン川の景観がしばらく楽しめなくなるかもしれませんね。

チャンパサック県で第4回エレファントフェスティバルが開催

IMG_8321-1 南ラオスのチャンパサック県にあるプーアサで知られる象村であるキエットゴン村で1月27日に14頭の地元の象と数百名の地元の人たちが参加してのエレファントフェスティバルが開催されたようです。今年で4回目になります。

これは、エレファントアジアが主催して、今年はサイニャブリで開催されるものとは全く別物です。サイニャブリで開催されるエレファントフェスティバルは今年で3回目になります。

非常に規模が小さいものだと思いますが、ツーリズムプロモーションも兼ねているようなので、ほんの少しでも良いからプロモーションがあるといいですね。
プーアサは、キエットゴン村にある小さな山で、この山頂まで象に乗って登ると、寺院跡だと言われているミステリアスな場所があります。また、すぐ近くにはキエットゴン湿原があり、雨季には野鳥の楽園となっています。このプーアサの旅行は非常に楽しかったです。

プーアサについては、、http://www.startthailand.com/startlaos/southern-laos/phou-asa.html を見て下さい。

乱獲により保護されるビエンチャン郊外の野生のカエル

カエル ビエンチャンのサイタニ郡のPaksapkhao村で捕獲されていた野生のカエルですが、近年10万匹以上も捕獲されたことにより、絶滅の危機に瀕していると記事がビエンチャンタイムスに出ています。

このカエルの捕獲はもともとエコノジーの農業によって生計をたてるということで、教育省とタイの支援で始められたとのことです。

絶滅の危機の瀕しているということで、保護されることになり、保護対象となる湿原で捕獲すると30万キップ(約35ドル)の罰金が課せられます。

(左の写真は、町で売られているカエルの干したものです。上述のカエルというわけではなくイメージです。)

イラワジイルカ(川イルカ)は推定71頭

IMG_8565-1  2009/01/30付のビエンチャンタイムスには、ラオスWWFがイワラジイルカの保護の必要性を訴えています。南ラオスのシーパンドンにあるコーン島の南端部分とカンボジア国境にかけて非常に貴重な川イルカであるイワラジイルカが生息しています。現在、その個体数は、標識再捕獲法(一度捕獲してマークし、再度捕獲して母数を推測する方法)により、約71頭と推定されています。ラオスとカンボジアの国境(メコン川)の水域には、常に7?10頭にイルカが泳いでいるとのことです。

将来、観光開発が進むと、このイルカが絶滅する可能性があります。

うまく遭遇できるかどうかは別として、コーン島にいくと、ボートをチャーターして気軽に行けるイルカウォッチングですが、将来は保護のため立ち入り禁止になるかも知れませんね。

日メコン交流年2009がスタート

昨年(2008)の1月に東京で開催された日メコン外相会議の場において、2009年、つまり今年を「日メコン交流年」にすることが合意されており、2009/1/20(火)に中曽根外務大臣主催にオープニングセレモニーが東京で開催されています。

  ラオスにおいては、1/27(火)に日本大使公邸にてラオスの要人を招いて、セレモニーが開催されたようで、翌1/28(水)にはラオス国立文化会館にて「日メコン交流年2009」のオープニングイベントとして、「あんみ通」津軽三味線コンサートが開催されています。

今後ですが、日メコン交流記念ツアーとして、日本の民間機初となるJAL直行チャーター便が成田からビエンチャンに 2/12(木)にやってきます。 この際に、ラオス要人、在ラオス日本大使館、JICA関係者等による交流パーティがラオプラザホテルで予定されています。チャーター便は、2/15(日)の深夜にビエンチャンを成田に戻ります。

外務省 日メコン交流年2009
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/j_mekong_k/koryu_or.html

ラオス最大規模のコンロー洞窟ライトアップ

コンロー洞窟  カムワン県のヒンブン郡にあるラオスで最大規模を誇るコンロー洞窟ですが、2008/10から1か月かけて、照明システムがフランスの援助により設置され、2009/01/25に完成式典が行われています。 費用は、122,000ユーロ(約1,400万円)以上とのことです。

この洞窟は、16世紀に発見されているそうですが、一般に公開されたのは、2002/01ということですので比較的最近です。下のグーグルの写真を見てもらうとわかると通り、川が途中で終わってしまっているかのように見えますが、ここから約7キロに渡って洞窟の中を川が流れています。

ちょうどタイムリーにJICAボランティアで観光アドバイザーとして活躍されている方がブログに紹介していますので、興味のある方は一読されてみるとどういった感じかよくわかると思います。最近の写真なので、ライトアップもされています。

 

ラオス最大のコンロー洞窟 =小舟にゆられて全長7.5キロメートルの洞窟をゆく http://blog.arukikata.co.jp/tokuhain/jica/2009/01/post_68.html

 


大きな地図で見る コンロー洞窟の入口です。。

タートルアン前広場の有機野菜市場週2回開催へ

タートルアン前有機野菜市場スイスのNGO へルヴェタス(Helvetas)の援助で2006年12月より始まっているタートルアン前広場での毎週土曜日の午前中に開催されている有機野菜市場ですが、これまでの土曜日に加えて、水曜日も来月から開催されることになるようです。これにより、レストランやホテルなどの関係者が購入しやすくなり、販売機会を増やすことにより、より多くの人に提供できると考えているようです。

整理すると、来月より週2回水、土の午前6時?10時までタートルアン前広場にて有機野菜の市場が開催されることになります。

タイ国鉄、ノンカイ?タナレーン間の記念切符を発売

20090127_タイ・ラオス特別記念切符

ラオス初の鉄道の開通は3月5日に予定されていますが、それに先立ち、ラオスのタナレーン駅とタイのノンカイ駅間の記念切符の発売をタイ国鉄がするようです。記念切符は、9,999枚発売するようで、切符は30日間有効です。値段ですが、切符に通番が振られて、縁起の良い番号は高くなっています。 100, 299, 499, 999バーツとなっています。

  一番高い 999バーツの記念番号は、

  • 555, 888, 999, 1111, 5555, 8888, 9999

となっています。

詳細は、タイ語ですけどタイ国鉄のサイトを参照してください。

このあたりのプロモーションはさすがタイという感じがします。ラオスも観光立国を目指すなら、ぜひ見習ってほしいですね。

バンビエンでエコツーリズムトレードフェアを開催中

ビエンチャン郊外の観光スポットであるバンビエン(ビエンチャンから150キロ)でバンビエンエコツーリズムフェアが開催されています。1/26?2/1の日程です。空港跡地で行われているようで、ラオスの中部(ビエンチャン特別市、ビエンチャン県、ボリカムサイ、カムワン、サバナケット)のエコツアーのプロモーションとしています。観光・物産展ですね。

ただ、一般観光客は、この期間中は中級以上のゲストハウスは宿泊が難しくなるようで、1/30までの宿泊が難しいとビエンチャンタイムスの取材にビエンチャン県観光担当が述べています。

エコツーリズムトレードフェアなのに、ツーリストが締め出される感があって変な感じですね。もっとも、ビエンチャン市内は私の知る限り、ポスター等は見当たらないかったです。