本当によく雨が降ります。

昨日は、未明から降り始めた雨がやまず、午前中はずっと雨がシトシト。午後になって、晴れ間が見えて、雨が一段落かなぁと思ったら、午後4時過ぎの帰宅直前にスコール。15分ぐらいバケツをひっくり返したように降って、一瞬止んだので、この隙に帰ろうと思ったのですが、職場を出て、5分もしないうちに再び本降りに。自転車通勤の私は、一応レインスーツとリュックカバーをしていたので、完全防水ですが、あまりの雨に目も開けられないぐらいのすごい雨でした。

この雨は結局、やまずにシトシト降ったり、ものすごい音とともにバケツをひっくり返したように降ったりの繰り返し。夜遅くには雷もゴロゴロと。よく空にこんな雨があるなぁとあたらめて感心。今日も朝まで雨が少し残っていますが、空が明るいので、一休止しそうです。これだけ雨が降ると、夜も肌寒く、長袖のパジャマ上下を着て寝てちょうど良かったです。朝の室内の気温を見ると、午前6時過ぎで、28℃、湿度80%となっています。温度だけ見ると、決して寒くない感じなんですが、寝ているとやはり肌寒いです。

ラオスと日本との直行便について

ときどき、ビエンチャンにいると噂が聞こえてきます。ラオスと日本の直行便の話です。整理すると、こんな話のようです。

2007年の5月14日から17日まで、日本政府の招聘によりブアソーン・ラオス首相が日本を訪問しましたが、この際に打診があったようです。その後、具体的に中部国際空港(セントレア)とビエンチャンとの直行便の検討が行われているようで、今年の初めに行われた「日メコン外相会議」で訪れていたトンルン副首相兼外相が中部経済連合会を訪問した際も、中部経済連合会の川口会長より「直行便が就航されることを期待したい」、とのコメントを出されています。

ただ、これだけの原油高の逆風の中で航空業界は生き残りをかけて世界的に体質変換や再編が求められおり、採算が合わないと就航は難しそうです。2007年のラオスの邦人の訪問者数は約3万人、一方、お隣タイの訪問者数は、約125万人となっています。

ラオスは、2007年1月1日より日本人のビザが免税になり、ラオス初の列車も今月運行を開始します。自然が豊富なラオスは、今後、観光開発が進むことにより、観光客の増大が十分に見込めそうです。

500キップ札とキャンディ2個

500キップ札、ラオス 関東地方は梅雨入りしたみたいですが、ビエンチャンは、夕暮れが訪れるよりも早く、空が重い雲も包まれ、雨がドーンと降ってきました。夕立ですね。

さて、ラオスも原油の値上がりなどに伴い、2,3月頃から急ピッチで物価が上昇しています。ガソリンも1リットルが1万1千キップ(約134円)を超えており、じわじわと庶民の生活を圧迫してきています。以前にも書きましたが、この値上がりの影響で、以前は、あまり活躍していなかった500キップ札(約6円)が良く利用されるようになっています。やはり、ラオス人の懐を考えると、なかなか1,000KIP単位で値上げが難しいからでしょう。ところが、500キップ札はもともとそれほど流通していなかったので、すぐに不足します。そこで、登場するのキャンディで、お釣りの500キップ札がないと、その代りとしてキャンディを2個くれるわけです。普通は、5個で1,000KIPなので、損しているのですが、みんな渋々受け取っています。

ロケット祭り(ブン・バンファイ)

今日、ビエンチャン近郊のカムゴーイ村というところであったロケット祭りを見学に行ってきました。ロケット祭りは、ラオスやお隣タイの東北地方で行われるお祭りです。5月頃行われ、日程は村によって異なります。ラオスでは、ラジオなどを通じて口コミでスケジュールが伝わっているようです。

これからはじめる雨季に十分な雨が降るように、そして稲などの農作物の豊作を祈って打ちあげます。ロケットは、竹筒に火薬を詰め込み、空高く打ちあげます。村の男たちが自慢のロケットを持参してきます。自信のあるチームは、ロケット台設置のときも発射角度の調整などに余念がありません。こうしてじっくり時間をかけて設置したロケットは、見事に空高く放物線を描いて、はるかかなたに飛んでいき、会場は異様な喝采に包まれます。このカムゴーイ村はちょうどタートルアン郊外の湿原のはずれにある村なので、飛んでいく先は湿原の中なので安心です。

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植樹の日と子供の日

植樹の日、ビエンチャン、ラオス ラオスでは、6月1日が全国植樹の日(National Tree-Planting Day)、子供の日(Children's Day)となっています。植樹の日は、植樹祭と訳している人が多いので、そうしようかなぁとも思ったのですが、ラオス語は英語表記のようになっていますので、植樹の日(あるいは植林の日)というのが良さそうな気がします。

必ずしも6月1日ということもなく、この前後に植樹をしています。今年は、私の家の近くのラオタイ通り(103病院前通り)の歩道脇にきれいに植樹されています。

ラオスは国土の7,8割が山ということもあり、もともと緑が豊かです。またビエンチャン市内も緑が豊かで、パトゥーサイ(凱旋門)から町を一望すると緑が豊かであることが実感できると思います。寺院や学校の中には、立派な木が多いので、ついついじっくり見てしまいます。

特にお隣のタイは緑が激減してしまっているので、ラオスに入ると緑に囲まれてホッとするのではないかと思います。

それでも、山々では焼き畑や開発のために緑が急速に失われはじめており、問題となっているようです。ラオスにとって、この自然は何物にも代えがたい財産だと思いますので、植樹などを通じてそうした心がずっと残るといいですね。

雨季らしい天気になってきました。

今週は割と雨季の前半らしい天気です。午前中はお天気がなんとか持つものの、午後になるとスコールがザァーと降ってくるという毎日です。 一昨日は午後に出かけようと思ったのですが、雷雨で出かけられず。昨日の午前中に出かけて、昼食から帰ってきたらスコールでぎりぎりセーフです。

ビエンチャンは停電は比較的少ないのですが、やはり雨が多いときはわずかな時間ですが停電になります。あと、インターネットが出来なくなったり、携帯電話が通じなかったりですが、慌てないことが一番大事です。

ノートPCを普段を使っていますが、ノートPCの良いところは、停電とかでもバッテリで動作することです。雷雨で雷が近づいてきて、電源を落とそうか迷っているときは、とりあえず、電源プラグは抜いてバッテリ駆動で仕事をしています。途上国では、ノートPCが重宝します。

ドンチャン村とのビュッフェドンチャン

ビュッフェドンチャン、ビエンチャン、ラオス 今日は、お昼に職場の人と、ビエンチャン市内からだと川沿いに2キロぐらい南下したところにあるトードゥア通り沿いのビュッフェドンチャンというところで食事をしました。ここは、ビュッフェ形式でラオス料理を食べることが出来ます。ちょうどタイ側のノンカイに行く道沿いにあるためかタイ人の団体観光客も良く訪れています。

メコン川沿いのレストランなのですが、流れははるか対岸のタイ側を流れていて中洲になっています。この中洲にドンチャン村があります。この中洲の村に向かうバイクやリヤカーがやっと通れるだけの橋があり、しきりに村の人が往来をしています。そんな様子を見ながら食事をしていました。

朝日新聞でアジアの街角でビエンチャンが連載されていることはすでに昨日書きましたが、その4は、なんと「中洲の村の心配」ということで、このドンチャン村のことが書かれていて、何ともいえない不思議な偶然(縁)を感じました。私も記事を読みながら感じましたが、このすぐ村の上流には、ドンチャンパレスという立派なホテルがあります。そして、この周辺もさらに開発されようとしています。さらにはるか上流の中国ではたくさんのダム建設の計画が進んでおり、メコン川の環境破壊が懸念されています。こうした開発の影響を最初に受けるのはこうした村の人たちです。考えさせられます。

近いうちに、ドンチャン村にも足を運んでみたいとも思います。この朝日新聞の記事によると96世帯住んでいるようです。

ドンチャン村、ビエンチャン、ラオス
メコン川の中洲にあるドンチャン村に向かう橋。

大人気のフィットネスクラブ「センダラ」

ビエンチャン市内の中心からやや郊外、東側の外国人が多く住む地域のボンタン通り沿いにあるラオス唯一のフィットネスクラブです。最近、運動機器をリニューアルしたため、夕方は、仕事帰りのラオス人、外国人で大盛況です。また、最近は、暑季なのにとても涼しいことも影響していそうです。ランニングマシンは10台以上になりました。

夕方6時からあるエアロビクスも大盛況で、プールサイドのスタジオは満員です。

コブラ

我が家は、ビエンチャン市内の外国人が住む住宅エリアの一角にありますが、先ほど、コブラが隣に住む外国人の家の庭に出たそうです。体長は1メートルくらいで、その家の庭師がすぐに殺したそうですが、怖い怖い。そういえば、昨年もうちの裏庭に蛇の抜け殻があったらしいのですが、これもコブラの可能性が高いみたいです。サソリも以前に近くの道でぺしゃんこになっているのを見たことがありました。自分の家の庭といえども、安心できません。一昨日は、家の中にトッケーがいつの間にか侵入してきていて追い出すに一苦労したばかりです。雨季になるといろんなものが元気になり困ったもんです。

ランサンビール(Lanexang beer)

ランサンビール(Lanexang Beer)、ラオス  ビアラオでおなじみのLao Brewery Company Limited より新製品としてランサンビール(Lanexang Beer)が今月に入って発売されています。ランサンは、「100万の象」という意味です。早速、昨日飲んでみました。結構ドライなビールで、飲んだ瞬間は、水っぽい感じがして米国のビールのような感じですが、後味として苦味が残る感じです。キリンビールの「ザ・ゴールド」の隠し苦味に近い感じがします。この隠し苦味で好みが分かれそうです。ぜひ、ビエンチャンに来たらお試しください。

http://www.beer-lao.com/  Lao Brewery Company Limited

ビエンチャン・コンケンの国際バス

ビエンチャン・コンケン国際バス、ビエンチャン、ラオス 正確にいつからかわからないのですが、最近のはずです。ビエンチャン⇔コンケン(タイ)の国際バスが運行を開始しています。タラートサオバスターミナルで昨日見かけました。一日2本の運行で、ビエンチャン発は、08:15、14:15で、料金は、50、000万キップ(180バーツ)となっています。ノンカイ、ウドンタニはラオス人はボーダーパスで行けるので、ニーズがあるのはわかるのですが、コンケンまではどうなんでしょうか? コンケンまでは、ビエンチャンから3時間半ぐらいです。

(追記) 2008年2月14日から運行を開始してました。ラオス人がタイへの通学をサポートするのが目的だそうです。