ラオスと日本との直行便について

ときどき、ビエンチャンにいると噂が聞こえてきます。ラオスと日本の直行便の話です。整理すると、こんな話のようです。

2007年の5月14日から17日まで、日本政府の招聘によりブアソーン・ラオス首相が日本を訪問しましたが、この際に打診があったようです。その後、具体的に中部国際空港(セントレア)とビエンチャンとの直行便の検討が行われているようで、今年の初めに行われた「日メコン外相会議」で訪れていたトンルン副首相兼外相が中部経済連合会を訪問した際も、中部経済連合会の川口会長より「直行便が就航されることを期待したい」、とのコメントを出されています。

ただ、これだけの原油高の逆風の中で航空業界は生き残りをかけて世界的に体質変換や再編が求められおり、採算が合わないと就航は難しそうです。2007年のラオスの邦人の訪問者数は約3万人、一方、お隣タイの訪問者数は、約125万人となっています。

ラオスは、2007年1月1日より日本人のビザが免税になり、ラオス初の列車も今月運行を開始します。自然が豊富なラオスは、今後、観光開発が進むことにより、観光客の増大が十分に見込めそうです。