タイ、スワンナプーム空港、12/04再開へ

12/15までの空港閉鎖を予定していましたが、その予定を取り消し、明日(12/04)から運行を再開する見通しになっています。すでに貨物便は2日より運行が再開されています。

バンコク国際空港、4日午前0時に再開見通し
http://www.bangkokshuho.com/news.aspx?articleid=6619

スワンナプーム国際空港再開について
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/news/081203.htm

JAL・ANAのバンコク線、5日から一部再開
http://www.asahi.com/national/update/1203/TKY200812030233.html

とりあえず空港閉鎖の騒動は一段落しそうです。

ルアンパバーンでハンディクラフトフェスティバル開催??

??をつけているのは、ビエンチャンのタードゥア通りでの横断幕で見かけた以外に情報がないからです。2008/12/01?06の日程でルアンパバーンの県庁の敷地内で第1回ラオスハンディクラフトフェスティバルが開催されているようです。

ラオスでは、こんな感じで横断幕とかポスターの情報を見て、口コミで広がります。もう少し、ウェブサイトとかできちんとリアルタイムに更新して情報提供してくれると海外の人とか助かると思いますが、まだまだ時間がかりそうです。

ルアンパバーン・ハンディクラフトフェスティバル

ビエンチャン県が観光フェスティバル

ラオス政府観光庁と県当局者によると、(たぶん、ビエンチャン特別市ではなくて)ビエンチャン県が主催して、中央部の5県で2009年の1月26日?2月2日まで観光フェスティバルを行うそうです。どうやるのかよくわからないのですが、手工芸品などのブースと踊りなどのショーなどを催すみたいです。これにより、近隣諸国であるタイやベトナムなどからの観光客を誘致したいようです。場所は、バンビエンで開催されるのかな???

いわゆる観光フェアのイベントをするんだと思いますが、発表から実施までの期間が短いので周知期間が相変わらずほとんど無いので、どうなんでしょうかね。 たぶん、直前に新聞広告と横断幕って感じな気がします。情報が少ないのであまり整理して提供出来なくてすいません。

中央は、最近は巨大洞窟のあるカムアン県や東西回廊の中継地点になるサバナケット県が観光に力を入れようとしているみたいです。

日本初JALチャーター便で行く「ラオス5日間の旅」

ということで、以前から日本からのラオスへの直行便に話が出ていてますが、ツアー詳細が明らかになっています。

今回の企画は、外務省が設定した「日メコン交流年2009」ということで、そのイベントとして、JALチャーター便を成田空港からビエンチャンまで直行便を飛ばすというもの。 これを利用して日本の旅行関係者にぜひ来ていただいてラオスをアピールしていこうというものです。とはいうものの座席が空いていたら一般客もどうぞ、という感じみたいです。
ラオス政府観光庁は、9月に日本で行われた旅行博にも初めて参加しました。この際にラオス政府観光庁官も来日にし、日本からの観光客を3万人(2007)から5万人に2年以内に引き上げたいと述べています。
初めての日本の民間航空会社の直行便ということで、到着当日の夜には、ラオプラザホテルのバンケットルームでラオスの要人、在ラオス日本大使館、国際協力機構(JICA)の関係者らとの交流パーティを行うみたいです。

翌日以降は、ビエンチャンのみに滞在するコース(Aコース)とルアンパバーンも1泊2日でまわるコース(Bコース)に分かれるようです。ルアンパバーンは強行日程ですが、朝便、夜便を使えば、結構見て回れると思います。旅行関係者の人だとルアンパバーンまで見てもらわないとあまり意味がないですね。

(株)全旅が本邦初チャーター便で行く「ラオス5日間の旅」
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=39050

ビックハートトラベルエージェンシー(ツアー内容)
http://www.bigheart.co.jp/jal-laos-tour.html

タイ、スワンナプーム空港、再開へ

12/02の午後、タイの憲法裁判所は、タクシン元首相派で最大与党の国民の力党(PPP)ら3与党の解党とソムチャイ首相ら同党幹部の5年間の公民権の停止を命じ、ソムチャイ政権は崩壊しました。 これにより、反政府勢力「民主市民連合(PAD)」は空港当局と空港再開で合意したとのこと。24時間以内に運行再開される見込みです。

タイ反政府派、バンコク新空港再開で当局と合意
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081202AT3K0201802122008.html

 

しかし、数字だけ拾ってみても、

  • 経済的損失は7000億円以上。 (2600億円とも)
  • 12/01現在、タイに足止めされている外国人25万人(日本人は約1万人)、帰国できないタイ人1万人。
  • 10万個以上の郵便物に取り残される。
  • 電子部品産業の損失1日10億バーツ(27億円)。
  • 航空貨物のストップによる損害1日10億バーツ(27億円)。
  • 農作物は中心とする輸出関連の損失は1日35億バーツ(91億円)

となっています。

観光産業のダメージは大きく、もともと金融危機や原油価格高騰により大きく失速していたところに、この騒動で壊滅的なダメージを受けています。このままでは観光業界で100万人の失業するとの予測もあります。タイ政府は、公的資金の投入を考えているようです。
また、15日から北部チェンマイで開催予定であった東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議なども延期が決定しています。

ラオスもこうした影響も避けられず,、ラオスの訪問者は、約7割がタイを経由していますので大きく減少していることでしょう。また、経済の混迷により、物価上昇などが起こると、輸入しているラオス経済にも影響を与えます。 一刻も早く正常化されることを期待しています。

 

(追記)

スワンナプーム空港は、デモの影響により、旅客便については、12/15日18時まで閉鎖するそうです。 (20:36)

バンコク国際空港、15日まで閉鎖継続=空港公社
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35210520081202

(追記その2)

12/15までの閉鎖はキャンセルされて、12/04に運行再開の見通しになっています。(12/03)

混迷度を深めるタイ

昨日の午後4時の段階で、スワンナプーム空港の離発着が土曜日(11/29)の午後6時まで継続することが決定されています。ドンムアン空港まで閉鎖されており、バンコクにいる人が身動きが取れない状況かと思います。タイ国内からはチェンマイ、プーケットのほか、パタヤの海軍基地内にあるウタパオ空港からも大韓航空やタイ航空の臨時便が飛び立っている模様です。

このため、ラオスから第3国へ出発する旅行者などは、バンコク以外の空港を経由しての出発を検討しなければいけなくなりつつあります。

ラオスから、第3国にバンコク以外から抜けるには、

  • チェンマイ→シンガポール経由
  • ハノイ、ホーチミン経由
  • 昆明経由
  • クアラルンプール経由

などがあります。

チェンマイは、すでにタイ国内の旅行者がチェンマイ経由で第3国に抜けているようなので、利用不可能な状態とのこと。中国はビザが必要。といったことから、ハノイあるいはクアラルンプール経由になりそうです。ハノイ経由が現実的ですが、すでに満席の模様。

 

市民民主化同盟(PAD)によるデモ行動(スワンナプーム空港)(その5)
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/news/081127.htm

タイ国内における軍・警察行動等の可能性について
http://www.th.emb-japan.go.jp/jp/news/081127-2.htm

 

また、バンコク市内では反政府、政府派との衝突で手りゅう弾などによる爆破事件も発生しています。このため、各国政府はと渡航自粛勧告を出し始めています。日本の外務省は、「スポット情報」、「危険情報」に発出にとどめ、バンコクについては今まで通り「十分注意して下さい」となっています。

  スワンナプーム空港およびドンムアン空港周辺は非常事態宣言が昨日(11/27)の夜に発令されており、5人以上の集会の禁止、報道規制が行われています。


外務省安全情報 タイ
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=007

ラオス航空もキャンセル

すでに報道されているとおり、今週の火曜日(11/25)夜の市民民衆化同盟(PAD)のスワンナプーム空港の不法占拠により、バンコク行きにラオス航空も昨日(11/26)は4便全てがキャンセルとなっています。

局面は流動的で不透明です。 最新情報は、在タイ日本大使館、外務省安全情報(タイ)などから入手するようにしてください。

 

在タイ日本大使館
http://www.th.emb-japan.go.jp/index.htm

外務省安全情報(タイ)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=007

 

タイの日本語ニュース情報はバンコク週報やニュースクリップなどがあります。

バンコク週報
http://www.bangkokshuho.com/

ニュースクリップ
http://www.newsclip.be/index.php

 

最終的な飛行機の運航可否については航空会社の判断のようですので、航空会社に問い合わせ方が良いようです。

タムピュー洞窟の悲劇から40年

タムピュー洞窟 今週の月曜日(11/24)、シェンクアンの県庁所在地ポンサワンから東に約60キロ行ったところにあるムアンカムにあるタムピュー洞窟では、悲劇から40年が経ち、追悼イベントが行われたようです。

タムピュー洞窟は、山の中腹にあり、第2次インドシナ戦争時に病院として利用されていました。1968年11月24日、米軍のロケット弾攻撃を受け、罪のない374名もの尊い命が奪われました。当時、米軍は、攻撃対象を軍だけでなく、住宅、学校、病院といった民間の施設にまで拡大したようです。

シェンクアンというと巨大な石壺がある「ジャール平原」が有名ですが、ここにも数多くの空爆によるクーデターが今もなお残っており、当時、戦争の主戦場であったことを物語っています。決して、忘れてはいけない負の遺産であり、いまなお、無数の不発弾がラオス国内に眠っています。

当時病院として利用されていた。(タムピュー洞窟)

ラオス・タイ間の鉄道運行開始は2009年3月から

  すでに噂が飛びまわっていますが、ビエンチャンタイムスによると2009年3月よりラオス・タイ間の国際旅客列車の運行を開始することを確認したとのことです。現在、ラオス・タイ政府間でのインターナショナルチェックポイントとして駅を確立するために法的文書の準備をしているとのことです。タナレーン駅とノンカイ駅への通行料金は12,150KIP(50B)になるとのことです。市内までのアクセスについてはバスの運行を検討しているようです。市内までは車で30分です。

ラオスもタイも諸事情があるにしても、のんびりしすぎです。最近、アジアでは鉄道計画がちょっとしたブームになっていますが経済圏の強化のために少し急いだ方がいい気がします。

タナレーン駅

タイ東北部スリンでゾウが暴走、女性が手足骨折

ニュースクリップによると、この週末(11/22, 23)がタイ東北部のスリンでゾウ祭りが開催されているはずですが、その前日のプレイベントとして、ゾウに餌を与えるイベントが行われましたが、5歳のオスの象が暴れ、タイ人観光客4人が重傷を負ったとのことです。

 

イベントでゾウ暴走、女性が手足骨折 タイ東北部スリン
http://www.newsclip.be/news/20081122_021465.html

タイやラオスなどでも象が触れるところで見れるのがすごいところだけに、ショックな事件ですね。今年のラオスで行われたエレファントフェスティバルでも象がストレスで機嫌が悪くなり、奇声を発したりし、最終日3日目の午後のイベントをドタキャンするということがありましたが、ある意味事故を避けるためにはやむを得ないかなぁと思ったりもします。 きちんと観光客にアナウンスしていないのが問題だけど。

タイの象祭りは、象祭りというよりは世界最大の象のサーカスショーという感じです。250頭が一同に集まる様子は、壮観です。ラオスのエレファントフェスティバルでは、今年(2008/02)は70頭の象が集まり、来年は、たしか100頭が象が集まるとのことです。