タイ・ソムチャイ首相がラオスに来訪

20081104_引水イメージ  昨日(11/03)にタイのソムチャイ首相がビエンチャンに公式訪問し、ブアソン首相、チュンマリー大統領と会談しています。ビエンチャンタイムスには、金融危機の影響を受けているため電力価格を再交渉することに合意したと述べています。(ラオス側がタイに電力を売っています。)

興味深かったのはバンコク週報の記事、ラオスを流れるグム川をタイ側に引き込みウドンタニまで引き込み、さらにカラシンのダムまで水路を通じて流し込むという壮大なプロジェクトで、ラオス側の理解を求めたとのことです。メコン川のところは下にトンネルを作ることを考えているそうです。カラシンのダムまでは直線で150キロあります。これにより、乾季に干ばつで苦しむタイ・東北部の改善されることが期待されていますが、環境への問題もありますので、どうなるのでしょうか?

ちなみにグム川下流域のメコン川は雨季明けのメコン川の火の玉で有名なところです。この火の玉も上がらなくなるかも知れませんよ。

ラオス航空、ルアンパバーン・ウドンタニ路線開設

週2便、金、日にルアンパバーン・ウドンタニ路線が10/31より開設されました。

  • ルアンパバーン・ウドンタニ QV621 10:45発、11:30着
  • ウドンタニ・ルアンパバーン  QV622 12:30発、13:15着

以前もつぶやいたのですが、今一つ、利用者がわからないのです。タイが観光ブームなので、タイの東北地方の観光客がルアンパバーンに行くんでしょうか???

新しい1,000KIP紙幣の発行

ビエンチャンタイムスによると中央銀行が偽造防止のために新しい1,000KIP紙幣の発行を予定しているようです。 500KIP紙幣についても将来的に検討しているとのことです。

雨も一段落、農作物の被害が心配

週末から今日の午前中まで雨が降り続いており、午後になり晴れ間も広がり一段落したようです。

ベトナムの北部・中部では豪雨により死者・行方不明者が、タイでも、各地で洪水の被害が発生しているようです。ちょうど、今は各地が米の収穫時期であり、農作物への被害が心配されます。

ベトナム北部で豪雨で死者31名

ベトナムで中部、北部を中心に記録的な豪雨となり死者・不明者が少なくとも31名に達しているとのことです。首都ハノイでは35年ぶりの豪雨とのことです。

この影響だと思いますが、ビエンチャンでもこの時期としては異例の雨がこの土日、ほぼ終日断続的に降り続いてました。単に異常気象の一言では片付けられないですね。

第7回 ラオスハンディクラフトフェスティバル

今年で第7回になるラオスハンディクラフトフェスティバルが11/01-05の日程で開催されています。今日正午過ぎにチラリと見てきましたが、フェスティバルというには誤解を招きますね。手工芸品の展示即売会といった感じです。お客さんはまばらで、在住と思われる外国人が目立つのが通常と違うところ。一般のラオス人にとっては値段が高いので関心はほとんどなく、端の方に少しだけある服飾品のお店に集まってました。

昨年と今年と見ていて思うのですが、誰がターゲットなんでしょうか?在住の外国人でしょうかね。海外からぜひ見に来てくださいといった展示内容では残念ながらありません。見本市といった感じでもないし。

ビエンチャン在住の人にとってはメリットがあるかも知れませんね。空いていて比較的明るいところでじっくり織物などを見ることが出来ますし、メジャーなお店は大体展示しています。ということでビエンチャン在住の方、ちょうど観光でビエンチャンにいる方は時間を見つけて足を運ばれると良いですよ。

ラオスハンディクラフトフェスティバル

タイ首相がラオスに公式訪問予定

ラオス外務省の発表によると 11/3にラオスのブアソン首相に招待の応えて、タイのソムチャイ首相が来ラオス入りする予定になっているそうです。

タイの政局はご存じのとおり大変混乱しており、首相府と8月下旬から反政府団体に占拠され、10/7の強制鎮圧では多くの負傷者が出ました。政府派と反政府派との混乱は収まりそうにありません。、ソムチャイ首相は、サマック前首相の失職を受けて首相になったばかりです。タクシン元首相の妹さんと結婚しているそうです。

日本航空チャーター便がビエンチャンへ

ジャンピングツアーによると、2009年2月12日に日本の航空会社として初めて、成田からラオスのビエンチャンにチャーター便を運行するそうです。3泊5日の行程だそうです。

ジャンピングツアー
http://www.jumping-lao.com/air/index.html

この日程だと、ちょうどサイニャブリのエレファントフェスティバルを見学できるんですが、関係あるんでしょうか???

2009年のエレファントフェスティバルの日程決まる

来年で3回めになる、エレファントフェスティバルですが、エレファントフェスティバルを主催するエレファントアジアによると2009年2月14日(土)、15日(日)の決まったようです。今回(2009)は、サイニャブリ県の県庁所在地であるサイニャブリで開催するようです。

1回目は、サイニャブリ県のホンサ(2007)、2回目(2008)は、パークライでした。いずれも交通アクセスが非常に悪く、不便でした。サイニャブリは、空路があるため、飛行機が確保出来れば非常に楽。ダメでもルアンパバーンから車で2?3時間なので、アクセスはかなり改善されます。

日程も3日間から2日間に改善されました。2008年のエレファントフェスティバルでは、3日目のイベントが象がストレスで耐えきれなくなり、午後のイベントをドタキャンするという一幕があり、非常に後味の悪い幕切れでした。こうしたことから、2日間にしたのだと思います。

前回もそうなんですが、具体的な交通アクセス(タイムスケジュール)と宿についての情報を提供してほしいですね。

 

Announcing the 2009 Elephant Festival – 14 & 15th February, Sayaboury, Lao PDR
http://www.elefantasia.org/spip.php?article103&lang=en

ラオ・テレコム、ビエンチャンで3G開始

ラオテレコムが17日より携帯電話の第3世代携帯電話サービス(3G)を開始したとのことです。

ラオ・テレコム、ビエンチャンで3G開始
http://www.newsclip.be/news/20081020_020998.html

当初の予定より3か月ぐらい遅れてのサービスインになります。その後、10月からと報道されていたので、もうサービスが始まっていると思ったのですが、17日からだったんですね。ボートレースフェスティバルの中でも宣伝していました。携帯電話のインターネットサービスについては、2.5世代のサービスをETLとTIGOが”一応”提供しています。ラオテレコムは今まで提供していませんでした。
今回、3Gサービスの提供を開始したことにより、日本のNTTドコモのfomaのようなテレビ電話や高速インターネット接続サービスが出来るようになります。年内に3万件に契約、来年に10万件の契約を目指すって・・・・ それより、今のすぐに切れる電話回線をなんとかしてほしい・・・