ブアソン首相が辞任

ラオス政府は23日、ラオスのブアソン首相が辞任し、トンシン国会議長が後任の首相に就任したことを報じています。ブアソン首相は国民議会の閉会式で突然辞任したようです。ブアソン首相は、2006年6月に就任し、2011年5月までの5年の任期でしたが、約半年の任期を残しての異例の辞任となっています。ラオスのスポークスマンは、「家庭の事情」としていますが、メディアの報道によると「ラオスの法律に違反する行為により自ら辞任」とのことで、突然の辞任でいろいろと憶測が飛んでいるようです。

NHKの報道によると、経済改革スピードが速すぎるため、党内保守派が女性問題や健康問題などを指摘して追い込んでいったと見られることを報じています。トンシン国会議長は保守派に属することから経済改革のスピードがダウンすることが懸念されています。