クラスター爆弾禁止締結国初会議が「ビエンチャン宣言」を採択して閉幕

9日から開催されていたクラスター爆弾禁止締結国会議ですが、12日にクラスター爆弾の廃棄の早期開始、犠牲者の支援などに努めることとし、ビエンチャン宣言や行動計画を採択して閉幕しています。

クラスター爆弾の世界最悪の被害国であるラオスで開催された意義は大きく、クラスター爆弾禁止条約には日本を含む46カ国が批准、108カ国が署名しています。クラスター爆弾保有国は、発効から原則8年以内の全面廃棄が義務付けられ、被害国も10年以内の不発弾の完全除去が義務付けられています。しかしながら、米国、ロシア、中国といった大量保有国は未加盟です。
会議には120カ国と国際機関、NGOなどが参加しています。日本は副議長を努めました。ラオスで開催された国際会議としてはラオス史上最大規模となりました。