クラスター爆弾禁止締結国初会議がビエンチャンで開催

8月1日に発効したクラスター爆弾(収束爆弾)を全面禁止する条約(オスロ条約)の第1回締結会議が9日からラオスの首都ビエンチャンで開催されています。

クラスター爆弾は、1つの親爆弾の中から空中で多数の小爆弾を拡散させて広範囲を破壊する兵器で、ラオス国内には、この小爆弾が約8,000万発の残っていると言われています。ラオス国内は、米軍が計300万トンの爆弾を投下させたとされていますが、爆弾を投下された地域の1%しか除去されていないとのことです。
こうした事実は日本をはじめてとしてほとんど知られていないため、この会議がビエンチャンで開催される意義は本当に大きいと思います。