ラオスで初の新型インフルエンザの感染者を確認

ラオス保健省およびWHOラオス事務所によると、17日にラオスで初となる新型インフルエンザの感染者を確認しています。感染者は、オーストラリア在住の27歳のラオス人オーストラリア人男性で6月11日にオーストラリア、アフリカ、そしてタイを経由してラオスに入国し、その後、インフルエンザの症状が確認され、6月15日に検査し、翌日、新型インフルエンザに感染していることが確認されています。症状は軽く、タミフルなどは服用していないとのことです。

お隣のタイでは、先週末から感染者数が急増しており、6月11日時点では47人でしたが、14日は150人、6月17日現在、405人と、拡大の兆候がみられています。また、季節性インフルエンザも流行しており、バンコク日本人学校では、18日より2日間、小学部の1クラスを学級閉鎖するとのことです。
今年は感染症の当たり年なのか、3?4月にかけて、ビエンチャンに住むラオス人の友人がマラリアに感染しており、少なくとも私の知る限り2人感染しています。
インフルエンザ対策としての手洗い、うがいの励行、デング熱、マラリア対策としての防蚊対策、医薬品や食糧、水などの備蓄の確認などをしておきましょう。

最新情報は、外務省の安全情報、在ラオス日本大使館のHPなどで随時確認されることを強くお勧めします。