ラオス初の鉄道、明日、正式開通式

lao-railways-logo 歴史的なイベントだと思っているのは、おそらく外国人だけかも知れません。ラオス人は、みんな無関心です。さて、それは置いておいて、明日いよいよ正式開通式が予定通り開催される予定です。ラオス初の鉄道で、それがメコン川に架かる友好橋を越えてくるラオス・タイの国際鉄道ですからよく考えるとすごいことです。

開通式典には、ラオスからブンニャン副大統領が、タイからシリントン王女が出席する予定になっています。ノンカイ 09:00発の特別列車でタナレーン駅で09:15に到着し、式典が行われる模様です。なお、一般乗客が利用可能になるのは、金曜日の見込みです。

1日4便、(タナレーン発2便、ノンカイ発2便)運行され、1日500名の乗客が見込まれています。所要時間15分、運賃は20-80バーツです。先日お伝えした、列車番号69/70のほかにもう1往復あるはずですが、現時点でスケジュールが把握できていないです。

もともとは、2008年4月18日に開通する予定でした。線路は完成しているのに遅れに遅れましたね。友好橋は、1994年に建設当初から列車が通過できるように「鉄道道路併用橋」として建設されています。タイからの1億9,700万バーツ(約6億円)の支援により線路が敷設されています。延伸した線路は合計3,500mになります。