ニコン、ラオス南部のサバナケットに一眼レフ工場

ニコンはタイで生産している一眼レフカメラの生産の工程の一部をラオスに移管するようです。ニコンは、タイの生産子会社であるニコン・タイランドがラオスに新会社ニコン・ラオスを設立。ラオス南部のサバナケットの経済特区に建設するとのことです。新会社の資本金は600億キープ(約6億円)で、従業員は当初800人で10月に操業開始予定とのこと。ニコンは、タイ、中国に続いてラオスが3番めとのことです。ラオスの工場では、タイのアユタヤ工場で生産後の一眼レフカメラの最終工程の製品組み立てを行うようです。

これは、ビックニュースですね。日本はラオスに対してトップ援助国ですが、民間レベルの投資の遅れが指摘されていました。特に最近はミャンマーが注目されていました。日本とラオスは2008年に二国間の投資協定を発効、投資環境を改善し民間の本格的な投資が期待されていました。サバナケット(サワンナケートとも表記されることが多い)はベトナムのダナンからラオスのサバナケット、そして、タイに抜ける東西回廊の要所です。2006年12月にタイとを結ぶ第2メコン国際橋は日本の円借款で建設されて東西回廊は完成し、投資の拡大が期待されていましたが、なかなか投資が伸びていないといわれていました。これを契機に投資が進むと良いですね。私も機会があればぜひラオスで仕事がしたいですね。