口コミと航空ショー

今日、職場に行くと開口一番、「ニョン(飛行機)見に行った?」、って聞かれて???、あっ、そういえば昨日、見かけない赤い飛行機が何機も上空を飛んでいたなぁ、と思っていたのですが、今日、謎が解けました。「今日、見に行く?」、??でした。結局、見に行きました。

飛行機はラオスではなくインドのものです。今日まで、ラオ・アイテックの2階の会場で「INDIA2008 Trade and Technology Exhibition(インド貿易技術展2008)」というのが11/14-17の日程で開催されていたようで、そのイベントのファイナルの飾るものだったようです。

昨日がリハーサルで本日が本番ということでした。しかし、ラオス人がみんな知っているのでなんでかなぁ、と思っていたのですが、今回はテレビでアナウンスがあったようです。普段、ラオス人はタイのテレビばかりでラオスのテレビはほとんど見ていないので、誰かが見てそれが口コミで広がったんでしょう。飛行機がリハーサルで昨日も午前中から飛びまわっていたのでビエンチャンっ子なら誰でも気になります。

すでにリハーサルは日曜日だったこともあり、それなりに集まっていたようで、今日は、私のように口コミで知った人も集まり、アイテック周辺にはたくさんの見物客が集まりました。アイテックの敷地内は交通規制もあったり、バイクで来ている人は乗り入れができないので、閑散して見やすかったのですが、周辺にものすごく人がいたこともあり、終わったときはものすごい渋滞でした。VIP関係の公用車も渋滞で巻き込まれて身動きできない状況。もう少し交通整理の方法を学んだ方がいいですね。ラオス以外の国だと標的になってやばいですよ。

今日、ラオスで航空ショーが見られるなんて、出勤するときに全く想像していなかったので、ちょっとラッキーな一日でした。また口コミって、こうやって広がるんだなぁ、とあらためて実感しました。

(追記)
ビエンチャンタイムスに詳細が書いてあったので少し補足。航空チームは、1996年に設立されたインド空軍のSurykakirianアエロバティックスというチームです。9機のKiran Mark-IIというインド空軍所属の飛行機です。パフォーマンスでは飛行速度は時速200-600Kmで地上30mでの低空飛行を見せてくれました。(マッハ0.5ぐらい) Kiran Mark-IIは、インドが独自に開発した並列複座配置のジェット訓練機だそうでインドのヒンダスタン社が独自開発したものだそうです。最大速度が780Kmで、6.25Gだそうですが、うーん、そう書いても今一つピンときませんね。

今回の航空ショーは、やはり初めてのラオスで開催されたインド貿易技術展2008を記念して行われたのと同時に、来年(2009)のラオス軍60周年記念祝賀と11/17がインド空軍の記念日だそうで、それらを兼ねてのパフォーマンスだったようです。8月にラオス国家主席チュンマリー氏がインドを公式訪問したのですが、その時に話が具体化したようです。

航空ショー

航空ショー

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