やっと見つけたタートルアンパレード

フェスティバルの日中のハイライトとなるパレードが開催されましたが、フェスティバルの理想と実際が交錯する中、観光客はパレードを見つけるのにまず苦労したのではないかと思います。実は昨年は見損ねました。昨年、職場の人がパトゥーサイからタートルアンに向かってパレードがあるから見てきたら、と言われたので言葉通りパトゥーサイに見に行ったのですが、何もやっておらず通り過ぎたのかな?と思ったのでした。今年はカラクリがよくわかりました。

「パサートプン」を奉納するパレードは、たしかにビエンチャンの重要な寺院であるワット・シームアンより始まります。13時に寺院の中を小さな行列がパサートプンを持ってぐるり周ります。そして、これから、パトゥーサイに向かって「歩いていく」と思いきや、ピックアップトラックの後ろに乗ったり、トゥクトゥクの乗車したりして一気にタートルアンに向かってしまいます。ちょっとびっくりです。

この13時ぐらいから、あちこちからピックアップトラックの後ろに立派なパサートプンを乗せてタートルアンに向かって行きます。

さて、パレードですが、今年もパトゥーサイ前に来てみたものの、準備している気配はなし。でも、確かに昨年のパレードの写真というのは見たので???と思い、確実に通過するゴール地点になるタートルアンに向かうことに。そして、タートルアンの参道となるタートルアンとパトゥーサイを結ぶ直線上の中間地点でスタンバイしているパレードの参加する人たちに無事見つけることができました。タートルアンまで約800メートルのパレードとなります。

ワット・シームアンからタートルアンまでは約3.6キロあります。パトゥーサイがその中間地点になります。昔は1時間以上かけて歩いていたのでは、と推察します。昔はトゥクトゥクもピックアップトラックのないですからね。パレードもパトゥーサイからだったのではと思います。それが、どんどん、距離が短くなっていったのかも知れません。私も含め観光客は楽しみにしているので、パレードはパトゥーサイから、と書かずに正確にスタート地点(タートルアンとパトゥーサイの中間地点)をアナウンスしてほしいですね。この辺り、ワットシームアンからスタート、パレードの開始地点といい、理想と実際が交錯している感じがします。

パレードは、14:20過ぎから歩き始め、パトゥーサイに約30分かけて到着しました。先頭に僧侶、政府関係者に続き、各民族を代表する踊り子による踊りが披露され、そしてパサートプンの行列と続きます。僧侶がタートルアンに到着する頃、多数のパサートプンを奉納する信者と合流し、タートルアンへの入場規制がかかるほどでした。そして、次々とパサートプンが奉納されていく様は、 まさに「お祭り」です。

タートルアンパレード
ワットシームアンからタートルアンに。
タートルアンパレード
ワットシームアンにて。
タートルアンパレード
このまま歩いていくのか思ったのだけど。。。
タートルアンパレード
トゥクトゥクなどに分乗して
タートルアンに向かいます。
ちょっと複雑な気持ち・・・
タートルアンパレード?
車で続々と「パサートプン」が、
タートルアンに。
タートルアンパレード
タートルアン広場
タートルアンパレード
僧侶、政府役人、踊り子、「パサートプン」。
タートルアンパレード
パレード。各民族の代表としての踊り子。
タートルアンパレード
「パサートプン」の行列
タートルアンパレード?
タートルアンパレード