ラオスで幻の動物サオラを捕獲

国際自然保護連合(IUCN)は、16日に「幻の動物」とされるウシ科のサオラ1頭がラオス中部で捕獲されたことを発表しています。サオラは90年代に新種として確認され、絶滅危惧種に指定されており数百頭しか生息していないと見られています。

ラオス中部は未開発の自然の宝庫であり、100万年前に絶滅したはずのイワネズミが見つかったり、新種のヒヨドリが見つかったりしています。ただ、現地住民が違法と知りながらも、売るために捕獲することが絶えず、絶滅危惧種などは十分な監視が必要な状況になっています。