新型インフル、ラオスで初の死者

新型インフルエンザによるラオスでの初の死者が出ています。中部のボリカムサイ県のパクサンで感染が確認されたレンガ職人の31歳の男性がビエンチャン市内の病院で亡くなっています。新型インフルエンザ以外に呼吸障害、肥満(体重111キロ)、糖尿病などの疾患があったようです。7月9日に発症し、7月17日に死亡が確認されたようです。亡くなった男性は海外の渡航歴はありません。

また、感染者数も20名増えて、51名となっています。内訳は次の通りです。(※ビエンチャンタイムスによると56名となっていますので、さらに増えたようです。)

  • ビエンチャン特別市 27名
  • ビエンチャン県 4名
  • ルアンパバーン 1名
  • カムアン県 1名
  • サバナケット 9名
  • チャンパサック県 7名
  • サラバン県 1名
  • ボリカムサイ県1名(死亡)

やはり、感染者が急増しているタイから持ち込まれているようです。ビエンチャン、サバナケット、チャンパサックといったタイと隣接している都市で感染が多くなっています。もちろん人口も多いのですが。

新型インフルエンザの情報については、在ラオス日本大使館などのウェブサイトで最新情報が入手出来ますので最新の情報を入手するように努めてください。先日もお伝えした通り、日本でもメディアの報道が少ないので気付きにくいのですが、22日現在4462名で+187名と急増しています。