ラオスでも部分日食が見られます

日本では、国内では46年ぶりになる皆既日食が鹿児島県のトカラ列島などでみられ、日本全国でも部分日食が見られることからちょっとした日食ブームになっています。実はラオスでも、雨期なので雲が多くて微妙ですが、見られます。

日食は、2009年7月22日(水)でラオス、ビエンチャンでは日食の始まりは7時5分で、最大になるのは8時7分で日食率は64.7%です。食の終わりは、9時17分となります。最大の日食率ですがルアンナムターで75.5%、ルアンパバーンで71.4%、サバナケットで58.7%、パクセーで53.3%となっています。北に行くほど日食率が高くなります。お天気が良ければ、急にかなり暗くなりますので北部の山岳民族の人はびっくりするかも知れません。

日本は東京では日食率が最大74.9%で、鹿児島県のトカラ列島で皆既日食(100%)となります。ラオスのお隣のタイのバンコクで42.2%です。

ただ、十分に注意してほしいのは、日本のメディアではかなり注意を呼びかけていますが、直接太陽を見たり、下敷きやサングラスなどで太陽を見ても、虫眼鏡で火をつけられる原理でわかるとおり、網膜を焼いてしまう危険性があるということで決して直接太陽を見ないようにしてください。国立天文台では、ピンホールを利用したり、木漏れ日を利用して日食を見る方法などを紹介しています。

私も同僚のラオス人とかに教えてあげたいのですが、万が一目を傷めると大変なことになるので教えないことにしました。くれぐれもラオス人に教えてあげる場合は、太陽を直接見ないように十分に伝えてください。