[SEAゲーム] 東南アジア競技大会いよいよ明日開幕

いよいよホスト国ラオスにおいて、第25回東南アジア競技大会、通称SEAゲームが12月9日から18日まで開催されます。2年に一度開催されるこの大会は、1959年にタイのバンコクで開催されてからちょうど50年となる記念大会であると同時に、ラオスで初めての国際大会となります。今大会は首都ビエンチャンで開催されることから「ビエンチャン・ゲーム」と呼ばれています。

ラオスは、初回大会(1959)から、1973年まで毎回参加していましたが、革命後、1975年から1987年まで不参加でした。1989年から再び参加しています。前回大会のタイ(ナコンラチャシマ)では、金5、銀7、銅32と前々回のフィリピン大会の金3、銀4、銅12から躍進しており、ホストである今回大会での活躍が期待されます。今大会、25種目の競技で、379のメダルに対して、ラオスは、25以上の金が目標となっています。はたしてどうなるでしょうか?

今回の大会は東南アジアの11か国が参加しています。ブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、東ティモール、ベトナム、そしてラオスです。

今大会のマスコットは、象のチャンピーちゃんとチャンパーくん。100万の象の国(ランサン王国)と言われたラオスのシンボルの象がマスコットとして選ばれ、名前はラオスの国花であるチャンパーから名付けられました。

大会会場は市内から20キロのメインスタジアムを中心としたスポーツ複合施設で開催されますが、そのほか、ドンドックの国立ラオス大学、市内の旧国立競技場、LAO-ITECCの会場、そして日本の援助で建設されたラオ日武道館などでも一部の競技種目が開催されます。

メインスタジアムは中国の援助により建設され、20,000人が収容できます。