ラオスで発見された新種のクモ、イワネズミ

世界自然保護基金(WWF)の報告によると東南アジアのメコン川流域で過去10年間(1997-2007)に少なくとも1068種の新種が発見されているそうです。すごい数ですね。まだまだ未知なんだなと思います。

ナショナルグラフィックスにラオスで見つけられた新種が2点紹介されています。2点ともクモで写真はきれいというかリアルなので苦手な人は見ないように。

大メコンの新種――カワリアシダカグモ
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2008121605
2006年にラオス北部で発見されたクモ。

大メコンの新種――巨大アシダカグモ
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2008121607
2001年にラオス北部の洞窟で発見された巨大クモ。 開いた足幅は30センチもあるそうです。

 

この報告の中には、2005年にラオスのカムワン県で猟師に捕獲され、地元のタケークの市場で売られているところを学者に発見されたラオスイワネズミも含まれています。これは、1100万年前に絶滅したと考えられていた極めて珍しい動物だそうです。
(ラオスでは野生動物の捕獲は禁止されていますが、現実には捕獲され市場に出ています。)

 

生物多様性の宝庫・メコン川で1,000種の新種を確認
http://www.wwf.or.jp/activity/wildlife/news/2008/20081216.htm