バンビエンでバスの衝突で2名死亡

ビエンチャンタイムスによると10/13(月)の早朝04:30に2階建のVIPバスの運転手の居眠り運転によりバスが道から脱落し34人の乗客中、英国人女性(24)、ラオス人女性(23)が死亡、28人が重軽傷となっています。バスはルアンパバーンからビエンチャンに行く途中でした。

バスの運転手はこのルートを8回しか運転したことがなくて不慣れだった上に、本来、北部バス協会の規則では長距離バスの場合、2名の運転手が義務付けられていますが1名のみだったようです。

ラオス史上で最も最悪の事故の一つが2006年のポンサリからビエンチャンまで移動中にビエンチャン北300キロのルアンパバーン県の山中を蛇行しながら走行中に谷に転落した事故で、47名の乗客中、17名が死亡、30名が重軽傷を負ったとのことです。

国道13号線の北部ルートは特にバンビエン以北?ルアンパバーンまでは山中を抜けるため、道が険しく曲がりくねっています。基本的に夜行バスでの移動はラオス国内で道が狭く、真っ暗なため避けた方がいいでしょう。また、バンビエン以北については、反政府集団との銃撃が過去にあるため、外務省では、「渡航の是非を検討してください。」としています。ですので、空路を利用するようにしましょう。