ビエンチャンのメコン川の水位(08/13) その2

今日は、午後1時過ぎまで雨が降っていましたが、その後雨はなんとか止んでくれて、夕方には晴れ間が広がりました。これで一段落してほしいものです。現在、ファーグム通りは通行規制により、一般車両の通行が禁止されています。お昼すぎの時点でファーグム通りへの浸水はありません。しかし、タードゥア通りで市内から約3キロの地点、クービエン通りと合流する少しビエンチャン寄りのところで幹線への浸水が見られ、通行規制がかかっています。

川沿いの屋台は、上流側の土手下が冠水し、営業は当然出来ていませんが、土嚢(砂袋)の内側で中央付近の屋台はしぶとく営業していますし、お客さんも入っています。うーん、この辺りが不思議なところ。

今後の見通しですが、ラオス気象局とメコン委員会で若干見解がわかれていますが、ラオス気象局によると、午前中の記事の通り、08/14が13.87m、08/15が14.02mと予想されています。メコン委員会の見解では、明日まで増水し、明後日より減少に転じると予想してます。いずれにせよ、明日、明後日が山場のようです。一つのポイントが14.00mで、この水位を越えてくると、ビエンチャン中心部でも土嚢(砂袋)では防ぎきれず、一部浸水するだろう予想されています。
上流になる北部のルアンパバーンも明日がピークと見られています。ルアンパバーンも郊外で一部浸水しています。あの清流ナムカン川も洪水寸前になっているようです。

メコン委員会によると現在の水位水準は、チェンセン?ノンカイ間の流域で大洪水が発生した1966年の同時期の水位より高いとのことです。

一部冠水したタードゥア通り、ビエンチャン
一部冠水したタードゥア通り(3キロ地点)

川沿いの屋台街、ビエンチャン
川沿いの屋台街、ビエンチャン(土嚢(砂袋)の内側で営業中)