シェンクアン県周辺、反政府勢力が活発化
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- 作成日:2012年07月17日(火)12:42
- 公開日:2012年07月17日(火)12:42
在ラオス日本大使館は、在留邦人向けに、先月(2012/06)初旬から7月中旬にかけて、シェンクアン県およびその周辺において反政府勢力が活発化しているとして、注意喚起を行なっています。それによると、反政府勢力が数十名がシェンクアン県の県都のポンサワンにおいて空港や市場で破壊行為を行ったり、ポンサワン市からビエンチャンに向かう長距離バスを襲ったとのことです。長距離バスについては幸い迅速な対応で被害がなかったとのことです。
ポンサワンというとピンと来ないとおもいますが、巨大な石壺で有名なジャール平原があるところです。もともとこの周辺地域は日本の外務省も「渡航の是非を検討してください」としていますが、今回はポンサワン市内でも破壊行為があったとのことで、観光目的で同地域を入ることは、当面避けた方がよさそうです。また、ビエンチャンからポンサワンへの陸路移動だけでなく、ルアンパバーンからビエンチャンに陸路での移動も避けた方が無難です。バンビエンの先からルアンパバーンに向かう国道周辺で過去に何度か反政府勢力と衝突しています。ラオスは雨季ですが、これから日本は夏休みシーズンで観光で行かれる方も多いかと思いますが、外務省の安全情報なども参考にして十分に注意して下さい。