Windows 7

20090922_Windows7_Ulitimate

ちょっとマニアックなお話です。

ウインドウズの最新版Windows 7 の一般向けの発売日は来月 10月22日ですが、一足早く開発者向けに提供されているものをすでに使っていますので、ちょっと簡単にコメントしておきます。

ラオスでは、Windows Vistaも普及しておらず、XPの海賊版が主流です。しかし、世界的には来月にWindowsの最新版であるWindows 7が発売されます。Windows 7の特徴は軽量化で、Vistaが非常に重かったので、その反省として、スペックが高くないPCでもそこそこ動作するようにパフォーマンスが改善されています。実際に私が普段使っているノートPCもVistaが入っていましたが、かなり遅く、複数のアプリケーションを動作させていると反応しなくなることが良くあり、なんとかしたいと思い、今回一足早くWindows 7を導入しました。確かに以前に比べて動作は快適になっています。

導入時のポイントですが、VistaからWindows 7 にはアップグレードできますが、アップグレードには非常に時間がかかります。具体的には丸一日かかります。余裕があるときにやらないと大変なことになります。あと、Windows 7 には Outlook ExpressやWindows Mailといった無償のメールソフトがインストールされていません。このソフトに相当するのは、Windows Liveメールなのですが、非常に速度が遅く、私の環境では使いものになりませんでした。このため、Thunderbirdという別の無償のメールソフトに乗り換えることになりました。

XPからの場合は、新規インストールになります。

ラオス語関係は、Vistaと同様にラオス語がサポートされていますので、特に問題ありません。ただ、ほとんどないと思いますが、Lao Script Windows の Version 7 をライセンス購入して使っている場合、ライセンス認証が再度必要となります。

あと、日本ではOEM販売のみですが、Windows 7のエディションの中にはスターターというネットブック用のエディションが用意されています。これはネットブック用に非常に軽量化されていて動作が軽くて良いです。実際にスターターもネットブックに導入してみましたが、非常に軽量です。ネットブックは価格も安いので、ラオスなどの新興国などでも普及すると思いますが、ネットブックにOSがバンドルされているので、こうした形で正規版が普及するのかも知れません。