旅行博2009

旅行博2009

09/19, 20の2日間、東京ビックサイトにて旅行博が開催されました。2日間の入場者数は、11万人と大盛況でした。今年は150の国と地域が参加しています。アジア最大級のイベントで、観光立国を目指す国にとっては最もPR出来る場ですが・・・

昨年初参加だったラオスですが今年は出展エリアリストに国名がなかったので、出展していないと思ったのですが、「ミート・ザ・ワールド」という初登場の国々を集めたエリアに出展していました。

ただ、残念。ラオスらしさが全くなし。パンフレットをポンと置いてあるだけ。やる気なし。宣伝には全くなってなかったですね。美しい自然や生活の写真、織物の展示や個性豊かな山岳民族の服装でも着て、パンフレットを配ったり説明したりすれば、注目を集めて関心を持ってくれたはず。パンフレットも東西回廊の拠点として日本が力を入れているはずの、ラオス中部のサバナケットのパンフレットとかもないし、エコツーリズムとして世界的に注目を浴びているアピールもなし。世界中の人から注目を浴びている世界遺産のルアンパバーンも見る影なし・・・です。

ラオス政府観光庁は、本国では、タイや中国だけでなく、欧米や日本人にもっと来てほしいというけど、これでは無理ですよ。 日本は良くも悪くもジャンピングツアーさんに業務委託して、ラオス観光庁駐日代表事務所を任せているのが問題な気がします。パンフレットを見ていても行きたくならないもの。

今年は日メコン交流年としているのにそうした紹介も無しです。うーん。

ちょっと辛口なコメントになったけど、日本も観光振興を支援しているのだから、きちんと観光戦略に基づいた観光PRをしてほしいですね。 それだけの価値がある観光資源を持っている国ですから。日本も現地で現地の観光パンフレットやポスターを作って置いているだけじゃ意味ないですよ。本当に。パンフレットを作るより、HPを作って現地から最新の情報を発信してくれた方が何倍も効果があります。

旅行博2009 左手前がラオスブースです。