ビアラオの工場を見学してきました。

職場でイベントがありお休みになったので、さてどこに行こうかなと思い、平日なら行けるところで行ったことがないところ・・・と思案し、ビアラオ工場に行くことにしました。ビアラオ工場は、地球の歩き方の最新版(2008-09)では訂正されていますが、見学できるのは平日のみです。古い版では、営業が土日と書かれているのでNGだった人も多いはず。以前に土日に行こうとして電話して、初めて平日のみ見学できることがわかりました。まぁ、そうだよね。

ビアラオ工場は、友好橋に行く途中にあります。市内から約13キロ(友好橋から約7キロ)のところにあります。タラートバスターミナルからタードゥア行き(友好橋方面)のバスに乗って約20分です。料金は5,000キップ。

ビアラオ工場、ビエンチャン、ラオス

受付でビアラオ工場を見学したいというと、受付の脇から建物の中庭のようなところに連れていかれて、そこの椅子でビアラオダークの試飲というか、普通の小瓶(出来たてではない。)をどうぞ、と出されて、それを飲みながら、簡単なアンケートを渡されたので書きます。ただ、アンケートの紙は非常にコピーが悪いのでほとんど読めず。ビールをゆっくり飲めるよう?にか、15分ぐらいそのまま放置されている感じ。

このあとどうしたらいんだ、と思っているとおもむろにお姉さんがやってきて、裏手にある工場を案内してくれました。裏の工場では、ビール瓶の洗浄からビール注入、ラベル貼り、ビールケース詰めまで一連のベルトコンベアでの流れが見学することが出来ます。缶へのビール注入も隣でやっているようですが、この日はラインが稼働していませんでした。

案内してくれた人の説明だと、日曜日以外の毎日24時間稼働していて、一日7万本を生産しているとのことでした。率直な感想はナショナルブランドのビール工場って言うわりには小さいなぁと思いました。これだけなんだぁという感じ。グーグルの衛星写真で見ると、メインのラインの工場は、62m×70mぐらいです。この半分の面積をビール瓶の洗浄?注入?ケース詰めのラインが占めています。ビール工場全体で7万?ぐらいってところでしょうか?ちょっとネットで調べたら、例えばサッポロビールの北海道工場で約36万?で緑地面積が約16万?というので除くと、それでも約20万?あります。

写真撮影が禁止されているので、工場の写真がありませんが、地球の歩き方(2007-08, 2008-09)に写真が出ています。この写真で見えているラインでほぼ全部です。ですので、見学はあっけなくて、5分ぐらいです。(入口のところには、見学時間が10-15分と書いてあります。)

この建物の横にビールの醸造工場がありますが、こちらは当然ながら?見学は出来ませんでした。

少し整理すると、

  • 見学できるのは、ビール注入ラインだけ。
  • ビールを作っているところ(醸造)は見学できない。
  • なので、ビールの出来たても試飲できなーい。

って感じです。日本から旅行者があらためて見学するほどのところではないですね。団体だったら違うかもしれませんが。

地球の歩き方にはオリジナルグッズが購入できるって書いてありますが、一応、置いてあるといった感じ。帰ろうとしたら、「そういえば、お土産も見ていく?」というので、見せてもらいましたが、Tシャツ(XL)、ポロシャツ、灰皿、栓抜きがちょっとだけ隅っこに置いてありました。せっかくだからということでTシャツだけ買っておきました。2万キップです。

ビアラオは、1971年に設立され、1973年に生産が開始されました。今年(2008)の5月には、チャンパック県にビアラオ第2工場が設立されています。国内での出荷が95%とのことですが、海外は米国、英国、オーストラリア、カンボジア、フランス、日本、ニュージランド、タイ、ロシアと9カ国に輸出しています。

http://www.beer-lao.com/ ビアラオ

 

工場見学

平日(月?金) 09:00-11:30, 13:30-15:30  TEL 021-812253

予約は不要ですが、日によっては見学できないことがあるので事前に確認しておいた方がいいです。