マイナーなホテル・ゲストハウスに強いホテル予約サイトWhl.travel

タイやラオスのホテル・ゲストハウスのオンライン予約はAgodaが強いので、私自身もよく利用することが多いのですが、マイナーなホテルやゲストハウスに強い、まだ日本では馴染みが少ないと思われるWHL.travel(World Hotel Link)グループのTEAMWORKZとホテル予約サイトを紹介します。私自身は、2011/12のシーパンドンのサーラー・ドンコンのホテルを予約する際に利用しました。私もこのとき初めての利用で不安だったのですが、特に問題がありませんでした。

正直、最初は私も日本人にとって馴染みのないサイトで不安だったので、少し整理して書いておきます。ただ、利用にあたっては自己責任でお願いします。

仮にこのサイトを通して予約しないとしても、かなり詳しくホテルやゲストハウスの情報があるので参考になると思います。

■ Whl (World Hotel Link)とは

World Hotel Link社は、香港を拠点とするホテル予約サイトとのことです。もともとは、2002年に世銀グループ国際金融公社(IFC)のプロジェクトとしてベトナム、カンボジア、そしてラオスでプロジェクトが開始され、言葉の問題やインターネットアクセスなどの問題で取り残されている宿泊施設に対して、オンライン予約の基盤を提供して仲介するビジネスモデルを展開しているようです。2006年から民間企業として開業しています。

■ TEAMWORKZ

WHLグループのメンバーの会社で、実際のラオスのホテル・ゲストハウスの予約をする際の手配などのオペレーションをしている会社のようです。

■ どうやって予約されているのか

ウェブサイトからの予約は、他のホテル予約サイトと全く同じです。クレジットカードが利用出来ます。予約を行うとTEAMWORKZのスタッフがホテルあるいはゲストハウスで電話等で予約が可能か確認しているようです。ホテルを予約するとすぐに「予約出来るか確認中です。お待ち下さい。(英語)」とメールが届いて、その後、正式に「予約出来ました。」という案内が届きます。

■ 気になる点

ゲストハウスとかは、予約に慣れていないのと、多くのゲストハウスはノートに線を引いて表を作って予約をとっていることが多いので、TEAMWORKZのスタッフがきちんと代行予約してくれても、たまにダブルブッキングされてしまっていることがあるようです。ホテルのレビューを読んでいると、そんなことが書かれているのを見かけました。ただ、これは個人で予約した場合でも全く同じことが言えるので、旅行業界全体が発展途上にあるラオスなので注意が必要です。

あとサイトが英語なので、英語が苦手な人にはちょっと抵抗があるかも知れません。シンプルな英語なので、翻訳サイトなどを活用すれば十分利用出来ると思います。

■ ホテル予約サイトのリンク

ラオスでは、大きなホテルでないと事前に予約が出来ず、短期旅行が主流の日本人の旅行を難しくしている気がします。ラオスでインターネットなどで予約が出来ない大きな理由は、オンライン決済の方法を持っていないのでホテルやゲストハウスが電子メールや電話での予約の信頼性を確認出来ないからです。なので、どうしても確実な直接やってきた宿泊しようとする客を優先するわけです。
このサイトでは、オンライン決済を代行してくれるので小さなホテルやゲストハウスでも安心して予約を受けることが出来るので地域への発展に寄与してすごい仕組みだなと感じました。

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