川イルカ(イワラジイルカ)

コーン島のソンパミットの滝のあるところよりさらに下流にいったところに川イルカであるイワラジイルカが生息しています。全滅寸前と言われています。世界自然保護基金(WWF)は2011/08に推定生息数は、85頭であると発表しています。 ちょうどカンボジアとの国境沿い(川が国境)で、見学するにはボートをチャーターする必要があります。3回の観察を見てみると乾季の方が水量が少ないので見やすいです。

3回めとなった2018/12は宿泊先のSala DonKhoneで早朝のドルフィンツアーのオプショナルを用意してくれたので、それを利用して見に行きました。朝6時に宿泊先を出発し、30分ほどバイクにサイドカーをつけたタイプのトゥクトゥクで桟橋に到着。そこからボートに乗って上流20分ぐらいのところにある中洲に到着して川イルカウォッチングです。過去2回の桟橋からやや川下のところだったのですが水量などの関係でイルカが上流に移動しているとのことでした。川幅もやや狭いため、イルカまでの距離もやや近くなり、川イルカのプシューという呼吸音までよく聞こえました。

川イルカ(イラワジイルカ)

川イルカ(イラワジイルカ)
2018/12撮影


川イルカ(イラワジイルカ) 2007/09撮影

下の写真は2011/12の乾季に撮影したものです。時間は午前9時半ぐらい。どこに出没するかわからないので、撮影するのも一苦労です。ボートのエンジンを停めて、じっとイルカが出てくるのを待ちます。時間については船頭さんと特に決めていなかったのですが、結局1時間近くいました。イルカも気まぐれなので、10分以上全く川面が静かだったかと思うと突然、あちこちに現れてたりします。

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(2007/09, 2011/12, 2018/12)