タート・トン滝(Tad Thong Waterfall)に行ってみた
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- カテゴリ: ルアンパバーン
- 公開日:2014年01月13日(月)22:25
ルアンパバーンの有名な滝といったら、タート・クワンシー滝やタート・セー滝です。ラオスでもっともポピュラーでわかりやすくて詳しいHobomapでルアンパバーンの地図を見ていたら、ルアンパバーンの市内の比較的近いところにタート・トン滝(Tad Thong Waterfall)をいうのがあると書いてあるので行ってみました。この滝の情報、「地球の歩き方」、「ロンリープラネット」とかに載っておらずネット上のトリップアドバイザーのレビューコメントなどを参考に自転車を借りていってきました。
以下がHobomapのルアンパバーン広域地図からの抜粋、中央上部がルアンパバーンの中心部で、中央下部に Tad Thong Waterfallがあります。Hobomapの地図は、ルアンパバーン市内のシーサワンウォン通りにあった小さな書店に置いてありました。Hobomapのサイトでもウェブ上で地図が見れます。
滝は非常に小さいものです。この自然保護区の入口に滝があります。
行くまで知らなかったのですが、この自然保護区にハイキングコースが用意されています。案内には、2キロ45分と書いてあります。実際にゆっくり歩いたら約1時間でした。
このハイキングコース、意外と道が整備されていてびっくりです。下記の写真のように階段となって整備されていて、あまりハイキングする準備をしていなかったので、途中で普通の登山道のようになったら引き返そうと思ったのですが、最後まできちんと階段がありました。ただ、途中の渡り橋が朽ちていたり、階段の雨などで土砂が削られていてぐらいついているなど不安定なところがあるので足元には注意が必要です。
このハイキングコースの中には、滝1(waterfall1)、滝2(waterfall2)と2つあるようですが、たぶん滝1だっと思われるところが水がなく、たぶん滝2は以下のような感じです。雨季だともっと水量があるのでしょう。
自然保護区の入り口は、池があり、ちょっとしたリゾートっぽい雰囲気になっています。遠くに見える小屋で欧米人が一組そこでまったりしていました。
まぁ、これといったものがあるわけでないので、初めて行くならタート・クワンシー滝やタート・セー滝に行くのがいいでしょう。この滝の良さは、何もないところ。でも、ハイキングコースが比較的整備されているので、お気軽に登山というかジャングルを体験できるところがいい感じです。
お土産屋さんはないし、レストランっぽいのがあるのですが、実質飲み物しか売っていない感じでスナック菓子とかも売っていませんでした。水と簡単なお菓子は持参した方がいいでしょう。観光客もほとんどいなかったですね。トゥクトゥクで欧米人一組、行く途中で追い越されたのと、欧米の男性の方が一人、ほぼ同じタイミングで自転車にやってきて、その後、ハイキングコースから戻ってくると2台自転車が駐輪されていました。市内に戻るときに4人ぐらいの欧米人の男女グループのすれ違ったので全員です。なので、見かけたのは7,8人です。いかに誰もいなかったかわかると思います。
<行き方>
場所は、市内から約7キロのところにあります。市内からは国道13号線を南下します。市内中心部から国道13号線の舗装された道路が約5キロ、そのあと公園までの未舗装の道路が約2キロです。
私たちは自転車に行ったのですが、国道13号線は、交通量も多くサイクリングに適している道路とは正直言えません。トゥクトゥクで行かれると良いと思います。トゥクトゥクであれば、市内から15分ぐらいです。
自転車の場合は、市内中心部から国道13号線に出ます。右手に競技場、南方面バスターミナルを通り過ぎ、しばらく走ると変電所があるので、そこを通り過ぎます。小さな小川が二つ越えると右手に滝入口を示す看板があります。滝まで2.8キロと書かれているのですが、実際には、約2キロで滝の入口に到着します。所要時間は、ゆっくり走って行きが50分ぐらい、帰りが40分ぐらいです。
上記を右折すると、こんな感じの未舗装道路になります。緩やかな上り坂です。行きは国道部分もそうですが、全体的に緩やかな坂を上がっていく感じですので、帰りは楽です。
国道13号線はこんな感じです。車だけでなくバイクも多いです。
途中で適当な売店とかがほとんどないので、市内で、水やお菓子などを事前に用意しておきましょう。