最終バスの微妙な駆け引き

市内バス,ビエンチャン,ラオス 先日のコンケンからの国際バスで帰ってきたときのこと。タラートサオに到着したのは、午後6時15分頃で、市内のバスは大体6時に終わってしまうので、トゥクトゥクで帰ろうと思ったのですが、普段の乗車している32番のバスが止まっていてラオス人が二人ぐらい乗車してました。「出るの?」というので「うん」というので乗ってました。バスの運ちゃんも「ドンパーマイ行きだよ」と言って人を集めています。

さて、ここから。人があんまり集まらないので運ちゃんが「これだと一人5000キップ(料金は3000キップ)だな・・・」とつぶやきます。ラオス人は「エー!」、運ちゃんは「ガソリンは1万2千キップだからな。」と強気。まぁ、ガソリン代が高いので、赤字覚悟はつらいところ。(とはいえ、公共バスだろ!とも思いますが。)

お客さんは自分たちを含めて9名。行くのかな、行かないのかなぁ・・・とどういう結論になるかぁと見守っていたら、バスの運ちゃんが交渉してくれて、「9名ならトゥクトゥクで一人3000キップだ。さぁ、トゥクトゥクに乗った、乗った。」ということで、トゥクトゥクで一人3000キップでバスの代わりに行ってくれました。9名乗車してなんとなく和気あいあいの不思議な空間でした。

ラオスもタイのソンテウ(ピックアップを改造した乗合タクシー)のようにトゥクトゥクが市内の決まった路線を路線価格を決めて走ると便利だと思うのですが、なかなかそうしないですね。。。