電圧とプラグ

ラオスの電圧は220Vです。(日本は100V) なので、100V対応の電化製品を日本から持参した場合には変圧器が必要となります。変圧器はラオスでも入手可能です。プラグは、A型と呼ばれる日本と同じプラグとC型と呼ばれる少し幅の広くて、丸型のプラグの2種類があります。ほとんどのコンセントは、A,C複合型なので、日本と同じA型のプラグは利用可能です。

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A, C複合型コンセント(日本A型プラグが利用可能)

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C型のプラグ(携帯電話の充電器などに多いです。)

変圧器を購入するには

変圧器タラートサオの電化製品を売っている一角で取り扱っているので、そこで購入するのが簡単。一つ15ドル前後。容量が書かれていないので正確にわからないのですが、100W以上あると思うので、パソコンぐらいは全く問題ありません。

電化製品を購入するには

ビエンチャン市内ではあまり選択肢がなく、タラートサオに少しまとまって電化製品があるぐらいです。あとは、タラートレーンやタラートサンジヤンといった中国市場にあります。基本的にラオスに入ってくるのは、安価な製品しかないので品質はかなり悪いです。購入する際には、必ずお店で動作を確認してから買うようにしましょう。お店の人も慣れていますので、通常は何も言わなくても動作を見てくれます。

大型電化製品や少し良いものを入手したい場合は、タイのノンカイ・ウドンタニまで行くことになります。ラオス人も同様です。ノンカイのロータスやウドンタニのロータス、ビックCあたりで購入しています。

大型電化製品については、借家の場合は、大家に頼んで購入してもらいます。一般的には、賃貸契約を行う際に、必要な大型電化製品については大屋に注文して取り揃えておいてもらうようです。

ただ、ラオスでもわずかですが、ラオスのお金持ち向けに高級電化製品(フィリプス、サムスン、ソニーなど)を取り扱うお店ができました。ランサン通りとドンパラン通りが交差する交差点のところにあります。今後はこういったお店が少しずつ増えていきそうです。

PCの放熱対策を忘れずに

東南アジアの途上国におけるPCの故障の三大原因は、経験則的に

  • 不安定な電圧

のようです。

電圧については、変圧器で電圧を下げたり、UPS(無停電電源装置)を通すことで緩和されます。

熱、埃については、基本的にはクローズされたエコアンの効いた部屋の中で使用することが望ましいです。どうしても自宅などで利用する場合、エアコンを切ってしまうことがあるかも知れませんが、この場合、室内は30℃であってもパソコン内部は40℃近くになっています。パソコン内部に熱が逃がすことができるように、ファン周辺をふさがない。PCの下に鉄板やスノコのようなものを置いて放熱させるなどの工夫が必要です。 日本だと下記のような放熱用の下敷きを売っています。

ノートPCの場合、大概、電圧不良や熱などの場合は、ハードディスクの駆動部分に大きな負担がかかり、ハードディスク故障という形で故障することが多いので、バックアップをこまめにとることをお勧めします。

雷が鳴ったら、とにかく電源プラグ、電話回線を抜こう

電化製品は落雷が厳禁です。雷が近づいてきたら、とにかく電源プラグをコンセントから抜きましょう。自宅でADSL回線を利用している人は、電話回線も忘れずに抜いておきましょう。落雷があった場合は、電話線を通じてモデムやパソコンが破損する可能性があります。それから職場などの場合はLANケーブルの忘れずに抜いておきます。自宅の場合、雨季は外出時には電源プラグを抜いておいた方がいいでしょう。

雨季の前半に落雷のよるトラブルが多いようです。日中ぐんぐん気温が上がって、午後に積乱雲が発生して午後、雷雨って感じです。夜中にも雷雨が多いので油断はできません。