美しい棚田と山岳少数民族の宝庫北ベトナムの「サパ」に行ってみた(1)

ラオスでは日常的に民族衣装を装っている山岳民族は少なくなっているのですが、北ベトナムのサパは山岳民族の宝庫で、普通に見ることができるというので、2019/09に4泊5日で行ってみることにしました。ラオスではありませんが番外編ということで・・・

■ 旅行計画

今回、先に航空券だけ手配してそれから旅行プランを検討することにしました。

色々検討した結果、サパへの列車orバス、現地でのトレッキングの手配などがあり、個人で手配すると短期旅行なので効率が悪すぎる。なので旅行会社に手配をお願いすることにしました。お願いしたのはピース・イン・ツアーのハノイ発着ツアーです。3泊4日ツアーですが、このツアーを基本にして、1泊の延泊とレイトチェックアウト、それと、ハノイにお昼過ぎに到着後、寝台列車の時間まで時間があるのでハノイ観光ツアーを追加、寝台列車は2ベットルームお願いしました。現地の旅行会社は日系のサザンブリーズ社でした。

■ サパへの行き方

サパはハノイから高速バスか寝台列車で行くことができます。高速バスだと約5時間、寝台列車だと約8時間です。道路が整備されつつあるので、ベトナム人は、高速バスを利用することが多いそうです。寝台列車の場合は、中国国境の駅となる終点のラオカイ駅まで行き、そこから個人の場合は、バスでサパに向かうことになります。34キロ、所要時間は約1時間、蛇行しならが山道を登っていきます。舗装されていますが、あちこちで道路の補修工事をしてました。ラオカイ駅の標高は400mぐらいで、サパは標高1,600mぐらいなので、気温差が7~8℃ぐらいある計算になります。ラオカイは暑いですが、サパに行くと涼しいです。

私たちの場合は、午前便のANAのNH857(08:55-12:25)でハノイに到着後、ハノイ観光をして、寝台列車でサパに向かうことにしました。寝台列車は、ファンシーパンの寝台列車で4名で一室のところを2名の貸し切りで利用したので快適でした。寝台列車にはフリーの水やスナック菓子などが置いてありました。コンセントもあったので、携帯電話などの充電もできました。出発は21:35発で到着は05:30です。ほぼ定刻の出発と到着でした。列車は時速30~40キロぐらいでゆつくりと走行します。到着の20分ぐらい前に車掌がドアを叩いて起こして回っていました。

ハノイ・ラオカイの寝台車両ハノイ駅

ハノイ・ラオカイの寝台車両ファンシーパン列車の寝台車両です。

ハノイ・ラオカイの寝台車両2名分です。すべて無料です。

ハノイ・ラオカイの寝台車両

ハノイ・ラオカイの寝台車両帰りの寝台列車も二人利用ですが上段ベッドは折り畳みされていませんでした。

ハノイ・ラオカイの寝台車両ここにコンセントがあるので携帯の充電ができました。

(2019/09)