スローボートで行く大河メコンの旅(2)

■ ファイサーイでやること

ファイサーイに着いたらまず行うことは、

  • 宿を決めること。
  • スローボートのチケットの手配
  • ラオスの通貨キップへの両替

です。

□ 宿を決める

宿は、舟で渡ってイミグレで入国手続きを済ませたところの短い坂を登るとメイン通りにぶつかります。ここに7,8件ゲストハウスがあるので、「地球の歩き方」、「ロンリープラネット」などのガイドブックを参考にゲストハウスを決めると良いと思います。

 

ファイサーイ市内の様子、見えている範囲でほとんど中心部の全体です。

チェンコーン市内の様子

 

□ スローボートのチケットの手配

最初はスローボートの船着場まで行かないと手配出来ないのかな、と思ってましたが、ゲストハウスにチェックイン時、スローボートのチケットは手配する?と聞かれたので、そのまま手配をお願いしました。イミグレからメイン通りに出るまでの坂の途中にも「スローボートのチケット」の看板があるので、ここで購入しても良いのかも知れません。いずれにしても、ファイサーイの旅行客のほとんどはスローボートに乗船するので、ゲストハウスに聞くのが一番良さそうです。たぶん、どこで手配しても同じではないかと思います。スローボートの値段はファイサーイーパークベン、パークベンールアンパバーンの2日間のボート代と、スローボートの船着場(市内から1.5キロぐらい離れている)までのトゥクトゥク代込みで一人1,000B(2,700円)でした。ボート代の公定価格は、2日間で220,000キップです。バーツ換算で850Bで、これにトゥクトゥク代+手数料になると思いますので、妥当な価格だと思います。

□ ラオスの通貨キップへの両替

もし時間があれば、メイン通りにある銀行で両替してキップを手に入れておきましょう。ファイサーイ、パークベンなどゲストハウスなどでは問題なくバーツや米ドルが利用出来ます。ゲストハウスなどでは宿代を最初からバーツ価格で言われたりするぐらい。ただ露店や雑貨屋さんでちょっとしたものを買うときはキップの方が無難です。

■ ファイサーイを出発

出発 ゲストハウスとかで手配するとトゥクトゥクがゲストハウスにピックアップに来てくれます。午前9時30分にピックアップで、船着場までは10分ぐらいなので、午前10時前には乗船出来ています。ただ、ここからが長くて、スローボートが出発するのは午前11時?正午ぐらいです。(私たちのときは、正午過ぎに出発。)

たぶん、ボートの混み具合とか季節(日没の関係)によるんだと思います。チェンコーンから当日ラオス側に渡って、空いていれば、そのまま乗船することも出来るので、ボートも日没に間に合う時間ギリギリまで待っているんだと思います。ファイサーイーパークベン間は約136キロで、所要時間は約7時間です。(私たちのときは水位が高く川の流れも速かったこともあってか6時間で到着。)

 


スローボート内の様子、写真では空いてますが、出発時には雨季のシーズンオフにも関わらず満席でした。

スローボート(1)

□ 乗船時は注意

スローボート(2)

乗船時、私たちのときは、細い渡し板の上を歩いて乗船しなければならず、荷物を抱えているのでちょっと緊張しました。大丈夫かなと思っていたら、やはり欧米人の年配の女性バックパッカーの人がバランスを崩して水の中に落ちてしまいました。水は膝程度までの深さで浅いです。
モノとかにつかまろうとせずにバランスをとって渡るのがコツです。

(2011/07/25)